Hide's DELTA ~ノーマルには戻れない~

ランチアデルタEVOⅡジアッラを1/1のプラモデル感覚で弄くり倒してます。

マフラーのメンテ

2012-12-24 21:07:59 | 修理
 私の黄象のマフラーはワンオフで、ワークスマシンと同じように
右出しにしているためリヤバンパー内にサイレンサーがありません。
センター部分に33GTR用のメタリットの触媒と小さ目のサイレンサーを
付け、騒音対策でアペックスのECV(エキゾーストコントロールバルブ)
を付けています。車検の時にECVを使ったことはありませんが、今まで
音でクレームがついたことはありません。もっぱら深夜帰宅用です(^^)


 真中のECVをサンドイッチするように左側にメタリット、右側がサイレンサーです。
そのECVの内部のバタフライが以前から戻りが悪くなり、全閉にすると
元通り全開まで戻らなくなっていました。排ガス内の水分やカーボン等で
動きが渋くなっていたのとリターンスプリングがヘタってきたのと相乗効果を
なしていたようです。
 とりあえずECVを外そうとしたのですが、ボルトがサビサビで緩まず…。
しかたがないのでグラインダーでナット側を削り落として外しました。

 全バラにして洗浄、グリスを塗りこみ、スプリングを少し詰めて張力を上げ、
組み上げました。次回苦労しないようにボルトはステンレスにしました。
(作業中手が真っ黒になってしまい途中の写真が無くてすいません)

 スプリングを詰め過ぎてテンションがかかり過ぎてしまったようで、運転席で
レバーを引く力はだいぶ必要になってしまいましたが、全閉⇔全開ができる
ようになりました。

ショックアブソーバーのメンテ リヤ

2012-12-24 00:17:33 | メンテナンス
 フロントで外したスプリングをリヤに組み込みました。サスのストロークを
確認しようとタイラップをロッドに付けておいたのですが、見事にロッドの一番
上まで来ていました。底突きしてバンプタッチしていたということですね。ガツン
という衝撃はフロントもリヤも共にストローク不足が原因でした。

 
 リヤのスプリングは自由長が240mmでした。フロントのスプリングは205mmだった
ので、下側のロックナットを長さに合わせて上げました。リヤ側のストロークは90mm
あったので、プリロードはかけません。バンプラバーは加工せず、クリーニングして
内側にグリスを塗りこんで取り付けました。
 あわせてピロアッパーを付属のモノに交換しました。
 ショックを組んでいて気が付いたのですが、リヤ右のブレーキパイプが削れて
あと少しで穴が開きそうになっていました。恐らくブレーキホースと干渉していた
と思われますが、社外品を取り付けた時はそれぞれのパーツが干渉しないかしっかり
確認しないといけませんね。確認が甘かったです。大事に至らなくてよかった~。
フレアナットも緩まないことだし、いずれパイプを作って取り換えですね。


 ついでに左側のハブボルトを交換しました。右後ろのように特に問題があった訳
ではないですが、年数も経っているので、折れる前に交換です。

 交換したボルトです。数本に白く腐食が見られます。


 車高は若干高く設定しました。ロアアームがほんの少しハの字になっています。

 調整後は以前の様なガツンという衝撃は無くなりました。スプリングのレートを
上げましたが、乗り心地はかえって良くなった感じがします。あとはダンピングの
調整をもう少し詰めれば更に良い感じになると思います。