Hide's DELTA ~ノーマルには戻れない~

ランチアデルタEVOⅡジアッラを1/1のプラモデル感覚で弄くり倒してます。

フロントブレーキローター交換

2012-08-17 13:25:11 | 修理
 現在のフロントディスクはプレスト製のスリットが入ったモノで、
一度研磨に出しています。使用限界はスリットが消えるまでという
ことになっているんですが、もう完全にスリットは有りません(汗)
 現在のディスクをつける前に使っていたタロックスのスリット入り
ディスクを研磨して再使用です。かなり長い時間ほっといたのでサビ
サビです。しかも、裏面のスリットにブレーキダストが詰まっていました。
研磨に出す前にワイヤーブラシで軽くサビ落としをして、詰まったダスト
をかき出しました。1枚に2時間・・・腰が痛くなりました(泣)
 スリット入りのディスクを研磨してくれるところは多くはないようで、
前回お世話になったレーシングディメンジョンさんにお願いしました。
送ってからでき上がって届くまで3日でした。(仕事が速い!)



before


after
 当たり前ですが、ディスク面はきれいです。厚みを測ったところ、24.64mm
と24.46mmでした。サービスマニュアルではノーマルディスクの使用限界が
24.2mmとなっていますが、パッドが極端に消耗していなければまだまだ
使えそうです。因みに、交換したプレストのローターは22.76mmと22.46mm
でした。途中で研磨して、合計の使用距離数は約86,000kmです。
 パッドは約28,500kmの使用で、厚みはだいたい9.8mm位でした。
 メーカーが示している使用限界の厚みは、パッドが限界値(1.5mm)まで摩耗
してもキャリパーのピストンが脱落しない値だと私は認識しています。
 サーキットや峠で長時間爆走したりしなければ、22.5mm位まではパッドの
厚みが十分にあれば物理的には使えそうです。このすり減ったローターで
山道を結構なペースで10分くらい下っても特に問題は起こりませんでした
から・・・。
 そうは言っても、新品から-2mmを限界値と考えて交換や研磨して使うのが
安全ですね。また日頃からメンテナンスをしっかりする・・・が大切です。
(恐らくローターが薄くなると許容できる熱量が少なくなり、ローターの温度
上昇が速くなったり、より高温になったりすると思います。私は0~850℃の
パッドを使用していますが、このまま減ったローターを使用していたら温度が
上がりすぎてクラックが入ったり、歪んだりしていたかもしれません)


 取り付け完了です。試乗してみましたが、ジャダーもなくよく効いています。
コメント
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