奈良・大宇陀の又兵衛桜・・・

今度は奈良の桜で～す！
桜を求めて西へ東へ・・・まるで蜜蜂のようですね。

昨日７日はいつもお世話になっているカメラ店の撮影ツアーに参加しました。
行先は奈良大宇陀の又兵衛桜と大野寺のしだれ桜です。
予報通りの悪天候で、雨の中の撮影となりました。

大宇陀の又兵衛桜は樹齢300年とも言われているしだれ桜で通称「瀧桜」と呼ばれています。戦国武将「後藤又兵衛」の伝説と後藤家の屋敷跡にあることから「又兵衛桜」とも呼ばれ親しまれるようになりました。高さ13m、幹周り3mを超える桜の巨木が大きな枝を広げ薄桃色の花をいっぱいに咲かせる姿は圧巻です。開花シーズン4月上旬～中旬にはたくさんの花見客で賑わうそうです。

私たちが行ったこの日はまだ２分咲きぐらいだと言うことでしたが、それでも見事でした。満開の姿を想像すると、また行きたくなっちゃいますね。この週末12・13日頃が満開になるだろうと地元の観光案内の方が言われていました。



これが有名な又兵衛桜。樹齢300年



白いこぶしの花、桃の花もきれいに咲いていました。



これで２分咲きだそうです。満開が見たいですね。



遠景です。観光用に石垣が積まれ、菜の花が植えてありましたが・・・私的には？です。



後ろの桃園から眺めてみました。


観光案内の方が近くにある天益寺（てんやくじ）のしだれ桜が満開で今が見頃だと教えてくれました。又兵衛桜から歩いて２０分程の小高い丘にあるそうです。機材を持って雨の中での歩きは大変ですが、せっかく来たのだからと皆で行って見ることにしました。
こちらは訪れる人も少なくひっそりしていましたが、雨に濡れた桜の巨木は満開で見事でした。狭くて撮影がしづらい場所でしたが、下にはのどかな田園風景も広がり、しばらく撮影を楽しみました。



境内は狭くて全景が撮れません。上の広場から撮ってみました。さすが！見事です！



こんな風にしだれて・・・ひとつひとつは可愛い花です。



桜の薄ピンクとレンギョウの黄、下にはのどかな田園風景が。


天益寺は奈良県宇陀郡大宇陀町にある古寺です。茅葺き屋根の本堂は趣があり、写真愛好家の間では人気のスポットだったそうです。残念なことに1999年1月31日未明、不審火により本堂が全焼。仏像なども焼失してしまいました。境内の樹齢３５０年といわれるしだれ桜と椿の巨木は火災をまぬがれ、毎年きれいな花を咲かせています。
ここ天益寺のしだれ桜は又兵衛桜と同じ種類の桜で樹齢350年。樹齢300年の又兵衛桜の親株ではないかとの説もあるそうです。


又兵衛桜観光情報


大野寺のさくらも見事でした。後日アップします。


訪問ありがとうございます。