A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
写真・旅・ワンちゃん・園芸・お花・趣味・日常…etc

ノルウェイの森

2011-07-30 | その他
今更ですが…村上春樹氏の「ノルウェイの森」読みました。

20年ぐらい前、たぶんベストセラーになったと話題になった頃だったと思うのですが、一度読んだことがあります。当時の私には理解できない別世界に生きる人たちが描かれていたような?なぜこれがベストセラーになったのか理解できない?そんな記憶がありました。

数年前にこの本を読んだ友人から感想を聞かれ、あやふやな記憶をたどり、私なりの感想を言ったのですが、今思うと他の本と混同していたような気がして…それがず~っと心の隅にひっかかっていました。昨年映画化され、地元の高原でロケが行われたと話題になった時、もう一度読んでみようと思たのです。

再読するほど「感動した!」とか「よかった!」とか、そんなんじゃないんですけど。



今回もまた、やっぱりよく分からない…^^;

「ノルウェイの森」は平易な文章でとても読みやすいのですが、やたら性的表現が多く、読んでいて嫌~な気分になってくるのです。ざ~っとななめ読みでなんとか読破しましたが…登場人物が精神を病んでる人たちばかりで(私にはそう見える)、誰にも共感できない、そんな作品でした。

男性作家が愛とか恋愛とか女性を書くと、やはり性が中心のこのような表現になるのでしょうか?

「学生運動の時代を背景として、主人公「僕」と、友人の恋人「直子」を軸に、様々な思春期の葛藤や人間模様、恋愛、喪失感などを巧みに描き、非常に広く読まれている」と解説されていますが…
人物設定も人間関係も恋愛観も生き方も…みんな特異な人物ばかりで好きになれません。

村上春樹氏の作品は好きな人と嫌いな人に分かれると言われているようですが、どちらかと言えば私は後者でしょうか。

               

もしこの作品を10代の時に読んでいたら…
少しは共感できたのかな~?

2011.2.12 blog記事「ノルウェイの森」


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我が家の節電、15%カットは?

2011-07-27 | 日常
原発停止に伴う真夏の電力不足を理由 に、関西電力も2010年夏比15%程度の節電を企業や一般家庭に要請しています。
テレビなどでも盛んに報道していますが…

さて、我が家で15%の節電、できるでしょうか?
          
経済産業省による節電対策メニューでは

エアコン~室温28度に設定、エアコン消して扇風機に
冷蔵庫~温度設定を強から中に
照明~日中は照明を消して、夜間も出来るだけ減らしましょう
テレビ~省エネモードに。必要以外は消しましょう
ジャー炊飯器~一日分まとめて炊いて冷蔵庫に保存
その他~本体の主電源を切りましょう
電気ポット~お湯はガスで
洗濯機~まとめ洗い
節水~食器のまとめ洗いなど
温水便座~タイマー節電、コンセントを抜くなど

我が家では全て以前から心がけていることばかりです。節電というよりは、節約のためだけど…^^;
          
エアコンは殆ど使わない。扇風機も最低限で…緑の多い地域に住んでいるので、街中よりは少しは涼しいし、エアコンの冷気、扇風機の風はあまり好きでないので、昼間は窓を開けっ放し、簾などをして自然の風を入れています。
冷蔵庫は年中『弱』。子どもたちが巣立ってからは開閉も少なく、あまり詰め込まずに使用しているので、これでも充分。
部屋の照明は昼間はつけず、本を読むときなどは明るい所に移動(日中に電灯をつけるのは、よけいに鬱陶しくて好きではない。自然光が一番です!)夜も使ってる部屋以外はこまめに消しています。
テレビは見たいものもないので、殆どつけないし、ジャー炊飯器は炊き立てを食して保温はせず、残りは冷蔵庫へ。

IHクッキングヒーター、浴室乾燥機、温水洗浄便座、洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、電気ポットなどは無く…かなり時代遅れの生活?

オーブントースター、電子レンジ、アイロン、ホットプレート、ドライヤー、掃除機、洗濯機などは必要最小限の使用です。家族が少なくなると使用回数もかなり減ってきますね。
          
平日の日中(9時~20時)を避けて使いましょうと言うのは、できないこともあるかな~? 特に調理機器などは食事の時間帯だし、掃除機も早朝・夜には使用したくないし…

極め付けはこれ!
「省エネ家電に買い換えましょう」

これだけは出来ません!

まだまだ使えるものを捨てることは出来ないし、資金もありません。
古い機種のほうがシンプルで使い勝手がいいのです。最近の家電はやたら無駄な機能が多くついていて、その分高価で…。壊れれば仕方なく買い換えますが、いつもシンプルで使いやすいものを探すのに苦労します。「シンプル イズ ベスト!」 ですよね。

という訳で…我が家の節電
15%は無理みたい!
          
もっとも、今回の節電の呼びかけは
「深刻な電力不足を訴えることにより、原発の必要性を煽る演出ではないのか」
とも一部では言われております。

企業の思惑に惑わされることなく、自分なりに考えて節電を頑張りましょうか。それで、原発による電力に頼らなくても生活できるようになれば、万々歳です。

ちなみに我が家では…未だにガス調理器、灯油給湯器を使っております。オール電化なんて、しないぞ~!

(イラストは無料素材をお借りしました)
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おばさんは見た!

2011-07-25 | 動物
ゆうたんとの散歩道の途中にうさぎさんを飼っているお家があります。

手造りの高床式のりっぱな小屋に野うさぎのようなうさぎさんが一匹。小さい子供さんがいるわけでもないのに…どういういきさつで飼うことになったのかわかりませんが、年配のご夫婦で、大事に大事に飼育されているようです。

時々、いかつい風貌のご主人が近くの空地の草を採っていらっしゃるのを見かけるので、うさぎさんのエサかな~?と思っていました。

          

そしてある日、
たまたま見てしまったのですが…
そのいかつい風貌のご主人、うさぎさんに採ってきた草をやりながら、○○ちゃん、よしよし!と頭をなでていました。

そのやさしい仕草といかつい風貌のギャップがなんだかおかしくて…

思わず顔の筋肉が緩んでしまいました。
ごめんなさい~!

          



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岡山鍾乳洞めぐり

2011-07-22 | 写真と旅
少し前になりますが…
涼を求めて、岡山の鍾乳洞巡りをしてきました。
外気温31度の真夏日で、車を降りるとむっとする暑さでしたが、洞内の気温は15度~16度。真夏の別天地です。

鍾乳洞は、海底でサンゴなどが堆積することによってできた石灰岩が地殻変動によって地上に隆起し、何億年という長い年月をかけて、雨水や地下水によって浸食されてできたものです。まさに自然が生み出した芸術作品と言えるでしょう。そして過去に生きていた有機生物の魂を宿した神秘の世界…。

今回行ったのは、井倉洞(いくらどう)、満奇洞(まきどう)、備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)…いずれも岡山県指定の天然記念物で、その造形の美しさ、雄大さ、凛とした空気感におばさん二人は大感動でした!

<7月13日撮影>

・・・ 井倉洞 ・・・

自然の造形美…


そそり立つ岸壁にある鍾乳洞入り口


岸壁を落ちる「井倉の滝」

井倉洞は雄大でダイナミックな見ごたえのある鍾乳洞でした。
高梁川沿いにそそり立つ直立240mもの露頭した断層面の絶壁に入り口があり、その左手上部には、鍾乳洞から流れ出す「井倉の滝」があります。見学は所要40分程度ですが、洞内は全長1200m。 高低差90mもあり、小さなお子さん連れや足腰の弱っている方にはチョット厳しいかも知れません。半分くらい登った「地軸の滝」から出口へと向かう近道が用意されていますが…^^;
「月ロケット」「こうもり岩」「瀬戸の海」「武人の館」「白銀の扉」「千人坊主」…誰が考えたのか、名札が付けられ、赤や青の照明がされていました。「なるほど」と感心したり、「う~ん?」と考えるものも。

注意すべきは駐車場。
高梁川に掛かる橋を渡ってスグの右手に駐車場の大きな看板。ここは有料1000円です。スルーして直進した突き当たりに無料駐車場があります。井倉洞の公式HPで大きく注意書きがしてありますが、知らずに入る車が多いようで、私たちは事前に調べていたので助かりました。入洞料が1000円なので、駐車料金1000円をプラスすると高い見学料になり、まずリピーターはないでしょう。くれぐれも惑わされないように!
そのせいかどうかは分かりませんが、入り口付近の売店、飲食店などずいぶん寂れていました。

・・・ 満奇洞 ・・・










満奇洞は“雄大で繊細、豪猛にして精微、鮮麗にして幻怪”…
これは観光案内から拝借した表現ですが、いろんな表情を持つ、静かで美しい鍾乳洞でした。

総延長450m最大幅25m、規模はそれほど大きくはありませんが、平面に発達した洞穴は迷路のようになっていて、洞内には無数のつらら石・カーテン・洞穴サンゴが発達した見事な景観をもっています。洞窟博物館といわれるほど洞内の変化は素晴らしく、特に奥に横たわる地底湖は荒々しい鍾乳石に囲まれた中に清らかな水を湛え、その神秘的で幻想的な光景は時の経つのも忘れるほどでした。

洞名は,昭和初期にここを訪れた歌人・与謝野晶子が「奇趣に満ちた洞」と激賞したところから名付けられたと言われています。
映画「八つ墓村」のロケ地としても使われたそうです。
入洞料1000円、駐車料金無料

鍾乳洞から出てくると、カメラのレンズが曇って困りました。それほど気温に差があるということですね~。

・・・ 備中鐘乳穴 ・・・






平安時代に編纂された「日本三代実録」に名が記された、文献に残る日本最古の鍾乳洞だそうです。全長700mとかなり大きな鍾乳洞ですが、奥はまだ開発中ということで、現在は300mが観光洞として公開されています。

入り口は駐車場から200m程谷間を下った所にあり、木々に囲まれた岩の裂け目のようなところでした。見学者は私たち二人だけ。ちょっと怖いような…それに下った分、帰りは登らなくてはならないので、一瞬躊躇しましたが、せっかくここまで来たので頑張って行ってみることに。洞内には高さ3m,直径5mの大石筍「洞内富士」や、22階層の巨大な鍾乳石からなる「五重の塔」などがあり、また違った雰囲気があります。天井はものすごく高いところが多く、荒々しさの残った素朴な鍾乳洞と言った感じでした。洞内の温度は9度とか。涼しさを通り越して長袖でも寒いくらい。入洞料700円、駐車料金無料。
木々に囲まれた入り口付近はヒメボタルの生息地で、毎年7月上旬ごろにはヒメボタルの大発生が見られるそうです。

余談ですが、鍾乳洞のショウの文字はです。と間違えそうですが…^^;

写真はたくさん撮ったけれど、洞内のは殆どピンボケで…^^; コンパクトデジカメで手持ちで撮るにはちょっと難しいようです。それに赤や青の照明はやりすぎと感じるところもあり、写真にすると異様に写り…、
実際に見た時の感動が伝わらなくて残念です。


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鰻とアジサイと姑さん!

2011-07-21 | お花
7月21日、今日は土用の丑の日ですね。

以前は毎年この日になると姑さんから電話がありました。
「今日は土用の丑の日やで」
「あ、お義母さん、ウナギを食べる日ですね。」
「ウナギもそうだけど…アジサイ忘れないようにね。」

日本では土用の丑の日に鰻を食べる習慣がありますが、アジサイのおまじない、知っていますか?土用の丑の日にアジサイの花を家の玄関などに吊るしておくと、お金に困らないそうです。

鰻しか頭になかった私は当日アジサイの花を探すのに一苦労。この時期咲いてるアジサイの花はほとんどなく…今だから白状しますが、離れて暮らしているのをいいことに、吊るしたり吊るさなかったり…

そのせいでしょうか?
ず~っとお金に縁のない私です。

今年も…
つい先日、枯れかかったアジサイが見苦しいので、剪定したばかりでした。今日ふと姑さんのことを思い出し、咲いてる花を探しましたがアトノマツリ~で…収入のない今こそ、おまじない、神だのみ、宝くじなどだけが頼りなのにね^^;


6月にはこんなにきれいに咲いていたのに…

鰻を食べる習慣についての由来には諸説あるようですが、平賀源内が発案し鰻屋さんが仕掛けたという説が一般に知られているようです。最近では鰻の養殖業者や鰻の産地、魚屋さん、鰻屋さん、スーパー、コンビニ、デパートなどの頑張りにより、「土用の丑の日は鰻を食べる」のがあたりまえになってきました。
鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれていて、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待できるので、理にかなった習慣とも言えますが、鰻の旬は晩秋から初冬にかけての時期で…夏のものは味がおちるそうですよ^o^/

アジサイのおまじないは地域によってさまざまで、無病息災、商売繁盛、金運招来…などとか。同じ姫路でも私の実家では知りませんでした。効果のほどは分かりませんが、アジサイは毒性があるので玄関に吊るすことで、厄除けの意味合いがあるのかもしれませんね。


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我が家の花たち~夏の花①

2011-07-19 | お花
7月のある日、
我が家にはこんな花が咲いていました。

<7月6日撮影>スライドショー


ギンパイカ、オリヅルラン、プチトマト、シシトウ、ムラサキツユクサ、ネジバナ、チェリーセージ、ブルーサルビア、トラデスカンティア、ハブランサス…そしておまけのトンボ

花と名前、一致しましたか?



他には…
ベゴニアセンパフローレンス、ゼラニウム、ポーチュラカ、サフィニア、ムクゲ、レモンバーム、ユリオプスデージー、ノウセンカズラ、ナスタチウム、ギボウシ、エリゲロン…等々。
アジサイ、キンシバイ、ブルーカーペットもまだ少し花が残っています。

そして…
サルスベリがたくさん蕾をつけているので、もうすぐ見事な花を見せてくれるでしょう。モントプレチア、ヒオウギなどもこれから咲きそうです。

どれも丈夫で育てやすい花ばかりですね~^o^/


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やっと・・・

2011-07-19 | 日常
18日、自治会の回覧板がまわってきました。デジアナ変換のおしらせです。そして今日19日、情報センターからのデジアナ変換実施の告知放送がありました。
やっとです。

アナログ放送終了まであと5日。
殆どの家庭では、テレビの買い替えなどの対策は完了しているのでしょうね。それを見込んでのこの時期のお知らせなの?
セコイなぁ~

数日前、あるお家の門前に処分のためのビデオ機器、DVD機器などが放り出されていました。テレビなど、知らずに処分してしまったお家もあるのでは?

ここのところ、 地デジチューナーが急に品薄&高騰(びっくりするくらい)、テレビも品薄・高騰しているそうで…我が家の地デジ化は少し先のばしになりましたが、今後どうなることやら^^;




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ゆうたんも省エネ?

2011-07-18 | わんちゃん
暑いのでゆうたんも省エネカットです。
スマートになったのはいいけれど、背中のたるみがちょっと…^^;

猛暑と言われるこの夏、これで乗り切れるかな~?

<7月12日撮影>


カット前はこんなでした。
もこもこゆうたんの方が可愛いんだけどね。

<7月6日撮影>




夏バテ?
今のところ大丈夫みたい…
でも、食欲は少し落ちてるかな?
ボール遊びは暑いので(飼い主が)ほとんどお休み。
お散歩も短めなので…
ちょっと運動不足かな~

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剣山と小説『天涯の花』(宮尾登美子)

2011-07-15 | 写真と旅
あたりを払って誇り高く咲くキレンゲショウマ。「私はこの花に会うため、お山さんに来たのではないか」…

宮尾登美子氏の小説は好きで何冊か読みましたが、いつも私を裏切らず、深い感動を与えてくれます。剣山を舞台にした小説『天涯の花』も本当にいい作品でした!


剣山

四国・吉野川沿いの養護施設で育った珠子は、十五歳で霊峰・剣山にある神社の神官の養女となる…。清澄な自然を背景に、無垢な魂を持ち続ける少女の成長と恋を描いた長編小説です。山の厳しくも美しい自然、心優しき人々との出会い、そして初恋。少女の生の輝きを情感豊かに描いています。

今回も読み出しからぐいぐい惹かれ、一気に読んでしまいました。読み終わった後に残る暖かい余韻。本を閉じてからも続いていく物語がとても幸せな気持ちにさせてくれます。書かないことでよりドラマチックになるというこの結末…さすがですね!

物語に描かれている背景は先日登った剣山。
いろんな場面が鮮明に頭に浮かんできました。そうあの神社が珠子が暮らした家、あれが頂上の測候所、山小屋は…歩いた山道は…


物語の舞台となった剣山の案内図 ピンクの線が物語の登山道

奥深い山の中腹にある神社というので、下山途中で見たあの神社だと思っていましたが、実際はリフト乗り場(見ノ越)脇の神社だったのです。当時は見ノ越までの自動車道がなく貞光から川又まで一日1・2本しかないというバスで約3時間。川又から見ノ越まで4~5時間も歩かなければ行けなかったところなのですね~。現在国道438号線が開通し便利になりましたが、それでも遠いです。
珠子が初めて剣山の神社に来た日、父になる国太郎と山中で見た美しい大小の池はこの道沿いにあるようですが、車道からは見えませんでした。
珠子たちが頂上まで登ったという山道は話の内容からみると大剣道コースのようで、私たちが通った二つの登山道ではなくて…ちょっと残念。また物語のタイトルにもなった『天涯の花・キレンゲショウマ』は花のシーズンにはちょっと早く、群生地は危険だと言われる行者道の近くにあるので、添乗員さんからくれぐれも行かないようにとダメ押しされていました。


赤い線が私がバスで通った道、青い線が珠子たちが通ったバス道、○付近が終点川又、黄色い線が川又から見ノ越まで歩いた山道と思われる。

剣山は道路・リフト・登山道も整備され、私のような素人でも登れる山になりましたが、まだまだ素朴さが残っていて、魅力的な山です。
次回はぜひ、キレンゲショウマの咲く時期に小説の主人公「珠子」の足跡を探しながらゆっくりと散策したいと思っています。出来れば山小屋に泊まり、星空も眺めてみたいなぁ~


世界的な希産植物 キレンゲショウマ

それにしても、作者の宮尾登美子氏、見ノ越までは車で行ったそうですが、頂上までは登っておらず、もちろん実物のキレンゲショウマも見ていないそうです。それにもかかわらず、こんなにリアリティーに富んだ情景が描かれているなんて…ほんと、凄い作家ですね!




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誰も教えてくれない?・・・デジアナ変換

2011-07-12 | 日常
きれいな画像、便利な機能、は特に望まない。
地デジ放送をアナロク変換してくれる機器でもあればなぁ~
なんてネットで探していたらこんな記事を見つけました。

地デジ移行後もアナログテレビが使える
「デジアナ変換」


---アナログ放送停波後もアナログテレビを見続けることができるケーブルテレビによる「デジアナ変換」サービス。これは、地上デジタル放送の番組をアナログ方式に変換(デジアナ変換)した信号をケーブルテレビで各家庭に配信するもの。昨年2月から総務省が要請し、多くの局が導入している。2015年3月末までの暫定的措置で、導入するケーブルテレビ局には国から補助金が出る。---

日本ケーブルテレビ連盟のHPでは

デジアナ変換とは
● 総務省からの要請によりケーブルテレビ事業者が始めるサービスです。
● 2011年7月24日の地上アナログ放送終了後も地上デジタル放送をアナログ方式に変換して再送信するサービスです。実施期間:2011年春~2015年3月末日 (実施期間はケーブルテレビ事業者により異なります。)
● ケーブルテレビ経由でテレビをご覧の皆さまは対象期間中、アナログテレビのままで引き続き地上波放送がご視聴いただけます。
● 対象のチャンネルはNHK及び当該エリアを放送区域とする民間放送です。
 (ケーブルテレビ事業者により異なる場合があります。)

とありました。

我が家も地域コミュニティのケーブルTVです。最近管理が市から民間に委託され、その業者の名前がサービスを提供しているというCATV名簿の中にありました。

電話で確認してみると、デジアナ変換サービスをすることが決まったと言うことでした。詳しくはいずれお知らせしますということでしたが、いずれ?もう目前に迫っている事案なのに。なんとなく大きな声では言えないが…と言った雰囲気??^^;

「アナログ放送終了、地デジ化をお急ぎください」
などと連日テレビなどで大々的に告知しているのに、こういった庶民にうれしいお知らせはほとんど内密なのですね~

なんとも不可解な制度ですが、なにはともあれラッキーなことで…

我が家のアナログテレビたち、少しだけ寿命が伸びたのでした~!
めでたしめでたし。


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