6月15日、月曜日、
昨年から参加している花の寺めぐり、今回で最終になりました。
いわゆる『満願!』てやつです。
満願とは・・・仏語で、願望が満たされること、期限を定めた神仏への祈願の日数が満ちること、とあります。
きれいな花とグルメに釣られて参加した私達は、特に深刻な祈願も願望もなく、なんとも不信心な寺めぐりでしたが、健康で楽しく、きれいな花を愛でて、食欲を満たされたということが、まさに『満願!』願いが満たされた、と言うことになるのでしょうか。
で、最後となった今回の花の寺めぐりは一番の近場で・・・、
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最初に立寄ったのは但馬ぼたん寺と呼ばれている『隆国寺」(りゅうこくじ) 6月のこの時期は沙羅の花と山アジサイが美しい。
但馬ぼたん寺【隆国寺】
ピンク・ブルー・白・・・色とりどりの山あじさいが美しい。
山門は重厚でとても立派です!
内庭園(右)と庫裏(左)、奥に本堂があります。
窓に映った庭園の緑がとてもきれいでした。
隆国寺のHP
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グルメな昼食の後、次に立寄ったのは、自宅からとても近い、何度も行ったことのある沙羅の寺『應聖寺』(おうしょうじ)でした。沙羅の花が見頃かも?と・・・
沙羅の寺【應聖寺】
サツキの花衣をまとった涅槃像は先代住職さんの手作りだそうです。
沙羅の花・・・かつては、樹齢100年以上もの沙羅の巨木が清楚な白い花を枝いっぱいに咲かせていたそうです。今は200本余の二代目、三代目の沙羅の樹が境内と裏山に育っているそうです。
庫裏では県指定文化財の美しい庭園を眺めながら、おいしい創作銘菓「沙羅」とお抹茶がいただけます。
きれいに整えられた庭園には四季折々の美しい花が咲き誇ります。
何度も訪れた「應聖寺」はこのブログでも過去に3度登場しています。
前に書いた記事と写真はこちらへ⇒
「A.himeのフォト日記」應聖寺
関西花の寺めぐり「應聖寺」
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次に訪れたのは隣り町にある「鶴林寺」(かくりんじ)本当に近くにある有名なお寺なのに一度も訪れたことがなく、是非行ってみたいと思っていた所でした。菩提樹の花も見頃だと言うことで、とっても楽しみにしていました。(何故か撮影では名前があがらないお寺なのです^^; )
刀田の太子【鶴林寺】
本堂・・・内陣には本尊の「薬師如来」をはじめ五体の仏像が祀られているそうですが、じかに拝観することはできません。秘仏なので開扉は60年に一度なのだそうです。
「本堂」とその右にある「太子堂」はは国宝に指定され、薬師如来及び五体の仏像他多数の重要文化財があります。
菩提樹の花・・・実はお念珠にするそうですネ
沙羅の花・・・諸行無常の清楚な花・・・
沙羅の花は1日花で満開はないそうです。
関西花の寺めぐり「鶴林寺」
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楽しみにしていた「花の寺めぐり」も満願になり、次の楽しみもなくなってしまいました。寺めぐりは2巡、3巡、する方もいらっしゃるそうですが、私達はそんなに信心深くもなく・・・^^; 今度はまた違ったところへと、次の旅に思いをめぐらすおばさん二人です~^o^/
満願の記念に、最後のお寺「鶴林寺」住職さん自筆の色紙をいただきました。
‘悉皆成佛’
読み方は?意味は?・・・調べてみました。
悉皆成佛(しっかいじょうぶつ)という言葉は経典の中に「山川草木悉皆成佛」という言葉があり、「この世に存在する全てのものには仏様になる性格があり、全てのものは仏様になることができる」との解釈だそうです。
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