《悪いことだからやってはだめ》
たとえば、鶏肉の生産量を上げるために遺伝子操作で脚が四本ある奇形のニワトリを作るなんてことは、僕に言わせるとやってはいけないことだ。
理由は、悪いことだからだ。
何が悪い事であるかを誰が判断するんだ、と聴かれたら僕が判断する。
そもそも善悪の区別など、それを判断する個人が、その行為を好きなら善、嫌いなら悪としているだけで、明確な基準などないのである。
《もし僕が権力者であったなら》
もし僕が権力者であったなら、遺伝子を操作して四本足のニワトリを作ることを禁止するだろう。
僕が権力者ならば、僕の嫌いなこと、つまり僕が悪と判断したことはすべ禁止である。
僕は、正しい判断ができる一人の人間の脳みそで考えることで国家を回すことがベストであると考えているので、王政に賛成だ。
しかし間違った人間が権力を持つと、その国の国民は大変な苦労をすることになるので大変だ。
僕が権力者になったとしても、もし自分が間違っていると判断したことをすべて禁止にしたところで、数年の月日がたつうちに、だんだん権力者であるという立場の持つ魔力によって脳髄がおかされ、一般の人が考えるところの正しい判断ができなくなってしまう可能性がある。
そうなったら代替わりの時期である。
しかしたいていの権力者は、代替わりの時期になっても、意地汚く権力の座にとどまりたいと考えるものだから問題が生まれるのである。
そこが人間の不完全なところであり、面白いところでもある。
《スピードバイク》
人間は不完全なために、不格好に変な方向に突進している。
戦争という殺し合いをしたり、利益のために他の動物たちをひどい目に合わせても見て見ぬふりをしてどこかへ突進している。
突進している先が崖になっていて、その先には滅亡しかないという事にも気づいていない。
まるで左右の均衡がとれていない状態なのに時速200km/hものスピードを出して滑走するオートバイのようである。
そのスピードは、崖が近づけば近づくほど速くなる。
あたかも、最速でその崖から飛び出せば、上手く向こう岸に着地できると思っているかのようだ。
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