さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 





子供のころから親に虐待を受けて育ち、

家族全員を惨殺された女性。

結局、15人以上の人を殺し、死刑判決を受ける。

友達もおらず、孤独な人生。


拘置所で、じっと執行日を待つ女性。


彼女の人生とは、いったいなんだったのか。

第2話まで見て、

猫も死に、家族も全員死んでしまった時、

僕は、どういう生き方をするのだろう、

そんなことを考える。

今から何年後になるかわからない。

親は、いなくなる。

親戚も。

そして猫たちも。

健康で、ずっと生きできたら、

そのうち妻の死も体験するだろう。

妹も、弟もいなくなるのかも知れない。

親しくつきあってきた人たちも、

結構、年上が多いから、みんないなくなるのかも知れない。


高3の夏、夏休み。

一人で東京に出てきて、美大予備校の夏期講習を受けたことがあった。

一部屋8人くらいで雑魚寝する部屋で、

自然と親交は深まった。

一緒に飯を食いにいったり、いろんな話をした。

そして夏期講習終わりの時期。

それぞれ日本中に帰っていった。

その時、僕が一番最後だった。

一人、また一人と、いなくなっていく部屋に、

僕だけがいる。

空いたスペースには、また新しい同い年くらいの男が入った。

でも、最初の8人のメンバーとは違う。

何かよそよそしい堅苦しさがあった。

それは、「最初からいた人」に対する遠慮や敬意のようなもの

だったのかも知れない。

だけど、帰るまでの数日間、

ひどく空虚でたまらない時間を僕は過ごすことになった。


あの時と同じなのかも知れない。

僕だけを残して、みんないなくなる。


人生とは、何か。

しょせん、人は一人なのか。



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親は、子供が良き人生を歩めるように、

何が大切かを考えて育てますよね。



何が大切か。


今なら僕にも、少しはわかります。

幸せな人生を歩むのに必要なこと、

大切なこと。


それは、コミュニケーション能力。

誰とでも友達になれて、

はじめての人ばっかのパーティーでも、楽しく会話できる能力。

それを身につけられなかった人は落ちこぼれ。

でも、たいていそういう人たちは、

何か得意分野があったりして、何とかなってる。


でも最近は、そうでもないかな。

コミュ能力もなく、得意分野もなく、

何もできない人たちが引き込もりになってるのかな。


世間の親御さんたちって、

やれ勉強だのスポーツだのって、

特別な能力ばっか伸ばそうとしてるけど、

逆じゃないのかって思う。

まず、みんなと上手くやってく能力だろ。

誰とでも仲良くなれる能力だろ。


スポーツとかやると、そういう能力は自然と身につくものかも知れないけど。

でも真剣にやり始めると、もうコミュ能力育成とかじゃないよね。

とにかく能力を伸ばす、記録を伸ばす、それに終始する。

親としては、不安もあるんじゃないかと想像します。





つーか、コミュ能力なんて、

持ってて当たり前なのか?

僕が、特殊なだけ?

普通に暮らしてれば、普通に身につくものなのかな。

だから、誰もことさら重要視していないのか?


でも学校とかってさ、

まず勉強しろ、でしょ。

友達をつくる?

いじめがある?


そういうのは、裏の事情で、まず勉強するために学校きてるんだから、でしょ。


なんか違う気がします。

考え方、間違ってる気が…。


以上、今日の日記でした。








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