さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 





さっきの記事で、

最低限の生活費だけ与えられて、
細々と生きることを余儀なくされた人間が
最後にやることといったら…

そして、人間にしかできない事といったら…

犯罪、破壊活動。


みたいに書きましたけど、

それは違いますね。


生活が保障された人間は、

より少ない生活費のみで暮らせるよう、
シェアハウスのような共同体をつくります。

そこで、毎日まいにち、自由に創作活動をするのかも知れません。


江戸時代。

戦のない平和な時代が続いたことで、
江戸文化が花開いた、なんて話は有名ですよね。

だから、その自由な創作活動で、

ものすごい文化が生まれる可能性だってある!


ってことですよね。

少し、未来に希望が持てますよね。





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AIの話をしてきました。

いま、事務職なんかでは、事務作業してくれるAIを一か月何万円かでリースとかしてたりして、

これからは、
人を雇わなくてよくなるらしいよっていう話を聞きました。

「僕も、漫画アシスタントみたいな仕事は、
 これから、AIに取って代わられますね~」

みたいな話をしたりして。

「電気の検針してるオバちゃんなんかも、いなくなりますよね~」

みたいな。

んで、また髪を切られながらいろんな想像を語り合ってきました。

とにかく、仕事がなくなるって事ですね。

どっかで聞いたんだけど、単純作業だけじゃなくて、
弁護士も、AIにとって代わられるという話を聞きました。

弁護士って、やってることが、要は、
過去の判例を探してきて、
その通りに結論を出す仕事だそうなので、
AIで十分なのだそうです。

「そうなってくると、お前の仕事はAIで十分だ」

「いや、お前のやってることこそ…」

みたいな言い合いになってしまいますよね。


髪を切られながら、

「そういえば、美容師とか床屋さんも、AIになった方がいいな~」

って考えたりしてました。

これは言いませんでしたけど。

頭にカポッとかぶせると、
中にある無数の穴に髪の毛が吸い込まれて、
すべての髪の毛が吸い込まれたところで、
それぞれの部分の髪の毛の適正な長さが割り出されて、

一瞬で、カット!

で、終了。



だから、人間でないとできない仕事は、本当に少なくなってしまうんですよね。


国会議員の秘書とかも、
AIになるかも知れないという話も出ました。

でも、悪いことできなくなっちゃうから、
議員は、必死で阻止するだろう、みたいな。


考えてみたら、AIに仕事を取られて、
最低限の支給を与えられて、
細々と生きていくしかなくなった人間が、
そのあとにやる事といったら…

そんで、人間にしか出来ないことと言ったら…


犯罪、破壊活動、くらいしかないのかも知れませんね。

今から30年後の未来は、

人がテロをあちこちで起こして、

国家や警察のAIが、必死で犯人を捜して逮捕していくという社会がやってくるかも知れません。

そうか。

そうなると、逮捕した犯罪者は、刑務所に入れておいて、
三食与えて健康的に生きててもらう…

ほう。

これで、結論出ましたな。

未来社会は、

一部の選ばれた人間と、大富豪、そしてAIとロボットが闊歩する世界。

一般ピープルは、家の中でおとなしく細々と暮らすA班か、
犯罪を犯して逮捕されて刑務所でおとなしく暮らすB班に分かれるという図式ですね。





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こないだ、ニコニコの生放送中に言われた。

「9回裏ツーアウトで大ホームラン打ってください」


みたいな。

ちょっと違ったかな。


でも、ニュアンスとしては、おわかりいただけるかと思う。

漫画の話ですね。

いつか大ヒット飛ばしてください!  とか、

いつかアニメ化する漫画を描いてください!

とかいうたぐいの話ですね。




よく言いますよね、そういうセリフ。

僕も、言ったことあるし、
こういう概念を持ってました。


だけど…ちょっと疑問を持ったんです。

そもそも、勝たなきゃいけないのか?


勝つ、とは人生に…なのかな?

「勝ち組」になるってことなのかな?

金持ちになって、

つまり資産を持って、有名になることかな?




そもそも「人生に勝つ」とは、いったいどういう事なのか…。


有名になることか?

ヒット漫画を世に出すことか?


自分の感覚で言えば、

もはや、その次元で生きていない、

というのが正直なところ。

僕の目標は、

超然と生きること。

超然とした生き方ができる人間になること。


これに尽きる。


もはや、大ヒット漫画を世に出すことでも、
お金持ちになることでもない。

そういうことを一切気にしない人間になること


目標になってしまった。


だって、う~ん…

「勝ち」とか「負け」という概念の上で考えを展開している時点で、

何かに支配されている気がするんだよね。

自由な発想ではないですよね。




漫画家としての成功、ヒット漫画を世に出すということをあきらめた後に

ひねり出した負け惜しみの目標なのだろうか。

成功しなかったから、いい訳みたいに言っているだけなのかな。

その辺は自分でも、よくわからない。



とにかく、僕は問いたい。

最後、ぜったい勝たなきゃイカンの?


負けたら、

「取り返しのつかないことをしてしまった~っ!」

とかって泣かなきゃイカンの?


別にいいと思うけどね~。

何も残せず、名前も残らず、

死んでも誰も気づかれず。

そんな人生でも、僕はいいと思います。



だってさ、ほとんどの猫なんて、そんなもんよ。

人間に買われて大切にされて、

立派なお葬式出してもらえる猫なんて、

数パーセントですよ。



僕は、いいけどね。

僕が過去、飼ってきて、

途中でいなくなって近所の野良猫になって

人知れず冷たくなっていった猫たちと

同じ人生だったとしてもね。




↑って言える人に僕はなりたい訳ですよ。

本当はまだ言えないんだけど。



僕は、草野球をやっている。

弱小チームなので、試合には負けてばっかりだ。

ぜったい勝たなきゃイカンのであれば、

うちのチームは、いったい何だ?

存在してはいけないのだろうか。


僕の人生、草野球のようなモノだと思ってる。

漫画も、プロの漫画家じゃなくて草漫画家。

全部が草。

ぜんぶがアマチュア。

人生、折り返し地点を過ぎた人間なんだし、

今さら、どうあがいたって見えている。


2045年、技術的特異点を迎えた人類社会は、

ますますAI化が進み、

僕らが想像だにしない生活を、多くの人たちが送るようになる。

そんな風景をながめながら、僕は死んでいくのですよ。

地球の表面に生えたコケのごとくに。(笑)




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