夕方。
ランニング終了。
朝から、広告マンガのキャラ設定をして、
メシを食って、またキャラを描いて。
描いても描いても半分も終わらないし、
いいかげん肩や背中が凝ってきてしまったので、
走ることにしました。
ランニング終わって、ポケットラジオを床に置くと、
飼い猫のトトが、不思議そうにポケットラジオをじっと見ていました。
何を考えているのか。
トトに、ポケットラジオが分かるはずがない。
携帯電話も分かるはずがない。
ポケットラジオと携帯電話の違いも、まったく分からないだろう。
テレビもステレオも、電話機もコピー機も、
この家にある大多数の物体の役割を、トトは知らない。
ついでにバスも知らない。
知らないだけに、物欲もない。
食欲はあるけど。
仕事もない。
年収も月収も関係ない。
関係ないまま、年老いて死んでゆく。
人間だけが、脳みそを発達させて、いろんな知恵をつけた。
だから何だろう。
しょせん、地球の上にはびこるカビなんかと同じだ。
人間は高等で、猫は下等なのか?
猫も、昆虫を見て、そう思っている。
しょせん、地球上に誕生して、死んでゆく。
人類という種も、いずれ滅ぶとしたら、
猫と、なんら変わりない。
一つの何億人というコミュニティのトップに立つ人もいれば、
クズのような人間とみなされて、泥にまみれて孤独死する人もいる。
マルチな才能を発揮し、ハイソな暮らしをする人もいるし、
時代に取り残されて、いまだに昭和な暮らしの人もいる。
病気で、自分で動くことも出来ず、最終的に何もできず
身内に厄介になり続けて、死ぬ人もいる。
それらに、なんの違いもない。
しょせん、「生まれて死ぬ」という行動をとっただけである。
何でもない。
人間は、しょせん、何者でもないのかも知れない。
そして、それでいい。
それで、オールOKな訳なので、すべてOKなのだ。
以上、今日思ったことでした。
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