前回のブログで、
「どこでもドアが出来たら世界は崩壊する」
と書きましたのですが、
よくよく考えたら、崩壊しないのではないかという結論に達しました。
「崩壊するのではないか」というのは、
僕の乏しい想像力が生んだ妄想だったようです。
申し訳ありませんでした。
■「どこでもドア」実用化後の世界のようすを想像してみる
まず、僕が「崩壊する」と思った理由は、
現在ある、物流に関連する仕事がいっさい無くなるのではないかという事でした。
物流…というか、簡単に言うと、
どこかへ行く場合も、すぐに行ける訳なので、
自動車も売れない、電車にも新幹線にも飛行機にも乗らない生活になります。
それから、ネット通販などで大活躍している運搬会社は、すべて必要なくなります。
運搬をになっている、ヤマ○運輸、ペリカ○便、佐○急■などの会社は、
儲けを出すことができなくなり倒産します。
JRも航空会社も倒産します。
自動車も売れなくなるので、自動車産業も衰退します。
…と、このように考えたので、
世の中は、とんでもないことになると思ったのです。
だけど、それは、のび太がドラえもんに出してもらった「どこでもドア」を
無料で使用するように、誰もが「どこでもドア」を使い始めたら、という条件のもとでの話しです。
「どこでもドア」を、新たな移動手段と考えれば、
新型の飛行機を開発したのと何ら変わりないのです。
「どこでもドア」は、無料では使えない!
上に挙げた各企業は、「どこでもドア」の使用権を獲得するためにお金を払うのです。
そして、一般人に利用させ料金を取るのです。
おそらくそういう形になるでしょう。
もちろん「どこでもドア」の使用に関する国際規定、みたいなものができると思います。
のび太みたいに、好きな時に好きな場所へ行くのは、規則違反になると思います。
きちんとお金を払って、「どこでもドア」を利用するのです。
お金を取らないと、今まで交通・運搬事業に関わって利益を上げていた企業が
まるまる潰れてしまいます。
その企業から給料を得ていた人たちが、全員失業してしまいます。
■使用方法の考察
おそらく、のび太のように、ドアをいちいち開けてどこかへ行くのではなく、
つなぎっぱなしの空間が生まれるのではないかと思われます。
「このドアは、ニューヨーク行き」
「このドアは、パリ行き」
というようにです。
「どこでもドア」に続く「前室」には、
空気調整システムが完備されるでしょう。
例えば、赤道直下と南極をつないでしまうと、
とんでもないコトになります。
だから温度調節の役割と、
あと疫病やウィルス、昆虫・胞子などの侵入を防ぐためです。
あるいは、あまり温度差のある空間同士は、つないではいけないという
規定が出来る可能性もあります。
温度調節のために使う電力を節約するためです。
ひょっとしたら、同じ程度の気温の場所にしか行けないということに
なるかも知れません。
段階をへて、じょじょに気温の変化をつけていくという形になるかも知れません。
■設置場所
今まで使っていた施設を利用しようということになり、
かつて空港であった場所や鉄道の駅など
が「どこでもドア」の設置場所となるでしょう。
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そういう訳で僕は、
「どこでもドア」が発明され実用化されても、
世界は崩壊しないのではないかという結論に達しました。
わたくしが間違っておりました。
どうも、すみませんでした。
ただ、自動車会社は潰れないでしょう。
「どこでもドア」は、飛行機や電車と同じ移動手段となる訳ですから、
人々は、自動車には乗り続けると思います。
おそらくその頃は、すべて電気自動車になっているでしょうが。
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