悲しきキャスティング推理

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僕と妻は、食事の時はいつも、
録画しておいたドラマを観ます。

テレ朝の刑事ドラマは、作品のレベルが安定していて、
「これはヒドイ」と言いたくなるものが少ないので、よく観ます。

ただ、キャスティングによって犯人がわかってしまう現象をどうにかして欲しいと思うのです。
妻は、キャスティング推理の名人なので、
犯人であるゲスト俳優が、はじめて画面に登場した瞬間に

「この人が犯人だ」

と言います。
最近では、僕もキャスティング推理の名手になりつつあります。

よく、痴漢や盗撮犯を逮捕する捜査官に密着したドキュメンタリー番組で、
犯人が画面に登場した瞬間から、顔にモザイクがかかってたりしますよね。

あんな感じで、登場したとたんに犯人が分かってしまうというのは、
いかがなものでしょう。
制作費の関係で、主要犯人役以外に有名俳優を起用することが出来ないという事情は分かります。
しかし、何と言うか…悲しいです。

いっそのこと、
まったく無名の役者ばかりを使ってドラマを撮影してはどうか、
とさえ思います。

ああ、悲しきキャスティング推理。
そういう目でドラマを観ている自分も悲しい。

現実社会では、「まさかあの人が…！」というような人が、
裏で悪事を働いているケースがあります。

その手のドラマでは真逆です。
絶対この人だ！と思ったら、その人なのです。

う～む…裏をかいてほしい。
有名俳優をゲストとして向かえて、
実は、まったく名前も知らない俳優を真犯人にしてほしい。
キャスティング推理が出来るのであれば、
キャスティングによって、観客の推理を誘導することだって
出来ると思うのです。




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出口調査、初体験

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午前10：30起床。

朝の準備を済ませて、妻と二人で投票に行く。

小雨がパラついてきたので、傘をさして行く。

投票所の中学校では、なんと、外まで行列が出来てました。
投票所で、こんなこと初めてです。

傘をさしたまま列に並んでいたら、
僕の前の女性が、しびれを切らして帰ってしまいました。
あらら…。

いつもは体育館に投票箱が設置してあるんですが、
今日は、その体育館が工事中で使えず、
中学校正面玄関から入って、おそらく技術教室かな、
何かの特別教室での投票となりました。

初めて入った中学校…、
う～ん、この感じ、懐かしい。
教室って、こんなに狭い空間だったっけ…という感想。

投票終わって、門を出るところで、
朝日新聞の出口調査をお願いされたので、やりました。

アンケート用紙に、○を書くだけの簡単な調査。
質問項目は、５つ。

・誰にしたか？
・どの政党にしたか？
・この選挙で、日本は変わると思うか？
・何を根拠に選んだか？
・ふだん支持している政党はどこか？

一緒にいた妻は、出口調査を依頼されませんでした。
初めての出口調査。
いつも

「出口調査って、どこでやってるんだろうね」

と話していただけに、ドキドキしました。

しかし、昨日の石原都知事の西荻駅前での演説といい、
僕が行く投票所での出口調査といい…

西荻、来てます！

これからは、西荻の時代です。


…んなこたない。

ああ、バブル崩壊に救われた街、西荻。
バブルが続けば、駅前の、いい感にさびれた商店街は、
全てピカピカのショッピングモールと化すところだったという噂…。
そういう計画はあったようです。

今も少しずつ進んでいるのかも知れませんが…。



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