遂に目的地、大阪は阪急淡路駅に到着、最終章である。
高槻市、茨木市で散々迷ったあと、府道14号線(大阪高槻京都線)に合流。正直、北摂の方は全く土地勘がないので、方角の基準が全くわからない。だいたいいろんな河川を越えてきたが、それが全くどの方向に流れているのか皆目見当もつかなかった。考えりゃGoogleマップだけを頼りに京都から大阪の淡路までは自転車で走ろうというのも無謀と言えば無謀だわな。(笑)
茨木市のファミリーマート小浦宮島店でカフェラテを飲みながら、しばし休憩。エネルギー充填120%。
この時点で、17時。ここから、大阪市までそんなにないだろうから、まあ、日のあるうちに目的地に着けるかとのんびりしていたのだが、最後に落とし穴があったのだなあ、これが。
府道14号線から中央環状線へ、ちょうどモノレールの摂津駅のあたりで中環を渡る。ここで何故か方位を勘違い。大正川をさかのぼってしまう。途中、摂津高校を見つけ、関学アメフト部の鳥内監督の母校だあと喜んでいたのだが、大幅に時間をロスしてしまう。
急いで逆戻りし、摂津警察署の前から改めて安威川をめざす。遠くにエキスポランド(もうないのか)の観覧車が見えて、方向感覚を取り戻す。
あとは、安威川から神崎川へ。もうこのころには日が暮れてきた。
「吹田の渡し」の説明板を見つつ、高浜橋を渡って、ついに大阪市は東淀川区に入る。吹田の渡しというのは、江戸時代、ここに神崎川を渡る渡し舟があったそうで、摂津名所図会にもその様子が描かれており、説明板にもその絵が掲載されている。
そして、神崎川沿いを走っていくと、遠く阪急下新庄駅の灯りが見える。いよいよゴールが近づいてきた。最後のスパートに入る。街のネオンがまぶしい。
そして、19時15分、ようやく阪急淡路駅に到着!淡路駅に着くと、駅前は何故かパトカーが数台集まっており、騒然としていた。その後、娘の転居先で自転車を引き渡した。
最終的に、自転車に乗っていた時間は、約8時間。走行距離は、約55km。そして、通った市町は、京都市、向日市、長岡京市、大山崎町、島本町、高槻市、茨木市、吹田市、摂津市、大阪市の10市町だった。
やったよ~。
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