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肥宝館 -貧すれば丼する-

【徳島 徳島駅】 ラーメン東大 大道本店「熟成とんこつ 豚バラ入り(850円)」

生卵入れ放題で肥満のエリート街道まっしぐら

徳島では戦後、日本ハムの前身「徳島ハム」の工場から豚骨が安く調達できたため、豚骨ベースのラーメンが普及したと聞く。1999年に徳島市の「いのたに」がラーメン博物館に出店。甘辛く味つけした豚バラ肉と生卵というトッピングから、県外では「すき焼きラーメン」などとも呼ばれ、一気にご当地麺としての知名度を上げたのである。

徳島ラーメンは基本的には、豚骨+濃口の「茶系」、豚骨+薄口か白醤油の「白系」、そして豚骨+鶏ガラ+薄口醤油の「黄系」の3系統に分類されている。今回訪れた「東大」は茶系の王道だ。1999年に創業すると、徳島県内のみならず関西、瀬戸内、名古屋などにも支店を展開。現在は「東大」に加え「麺王」ブランドも運営している。

ラーメン界の頂点を目指すという意味を込め、創業者の内藤健太郎氏が「東大」と名付けたそうだ。積極的に県外のグランプリなどにも参加し、徳島ラーメンを世に広める役割を担ってくれている。今回オーダーしたのは「熟成とんこつ 豚バラ入り(850円)」。スープは長時間炊いた豚骨出汁に醤油ダレを加えたもの。

その甘めのカエシが効いたスープに自家製の中細ストレート麺が泳ぐ。トッピングは甘辛く味付けした豚バラ、モヤシ、ネギ。そして卓上に積まれた生タマゴは、なんと入れ放題。王道の茶系を心行くまで楽しむことが出来る。繁華街の近くで深夜まで営業しているので、呑み会のシメにも便利だ。入門編としてもおススメなので、ぜひ一度!

<店舗データ>

【店名】 ラーメン東大 大道本店
【住所】 徳島県徳島市大道1-36
【最寄】 JR高徳線「徳島駅」徒歩15分

★2017年11月にスープなどをリニューアル

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