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肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【王子】 ラーメン空ノ色 王子店「特製 淡口豚骨ラーメン(1100円)+かしわ飯(150円)」

ソラノイロが放つ九州系の絶品豚骨ラーメン

JR王子駅の南口から徒歩3分。コーセー美容専門学校そばに2021年3月17日にオープンした「ラーメン空ノ色 王子店」へ。コチラは麹町に本店を構える人気店「ソラノイロ」の新ブランドで、代表・宮崎千尋氏が修業元「一風堂」で学んだ九州の味をベースにしたオリジナルの豚骨ラーメンを提供している。

なお2022年7月現在、麹町の本店「ソラノイロ ARTISAN NOODLES」をはじめ、東京駅のラーメンストリートにありヴィーガン向けやグルテンフリーのラーメンも提供している「ソラノイロNIPPON」、ラーメンショップのインスパイアである池袋「ラーショ マルミャー」、そして王子「空ノ色」の4店舗を展開中だ。

さて王子の店だが、店内はL字カウンター8席のみ。そして本店同様に「かえでパン」を併設している。かえでパンでは具を挟んだコッペパンを数種類販売しており、自家製の麺で作る焼きそばパンが人気だ。麺メニューは基本的には淡口豚骨ラーメンと濃厚豚骨ラーメンの2種で、ほか期間限定麺が提供されている日も。

また九州豚骨なので替玉も用意している上、煮干し・辛い・マー油と3種の和え玉や、かしわ飯、いなり寿司もラインナップ。今回は「淡口豚骨ラーメン」の特製(1100円)と「かしわ飯(150円)」を注文した。淡口のスープは薄濁りで、白湯と清湯の中間といった感じ。サラッとライトな飲み口ながら豚の旨味はたっぷり。

表面に浮かぶ細かな背脂がコクを加えており、絶妙なバランスに仕上がっている。嫌な臭みも皆無。これは旨い!合わせる麺は九州豚骨定番の低加水の細ストレートだが、コシがしっかりあってスープとの相性も抜群だ。5枚乗ったチャーシューはモモかロースか?薄切りだが豚肉の旨味をしっかり感じる逸品である。

そして丼央には固茹で玉子のスライスが。これがまた麺と黄身が絡み旨いのだ。ほか海苔、刻みネギ、胡麻がトッピングされる。ライトで啜りやすいため、あっという間に完食した。一方の「かしわ飯」は鶏肉、ゴボウ、人参の炊き込みご飯。残りスープをかけても美味である。2品とも流石の味わい。次回は濃厚豚骨を啜ろう。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン空ノ色 王子店
【住所】 東京都北区堀船1-4-9
【最寄】 JR京浜東北線「王子駅」南口徒歩3分

★「空ノ色」の営業は2023年いっぱいで終了
★2024年3月16日からは「ラーショマルミャー」にリニューアル

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