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肥宝館 -貧すれば丼する-

【神田】 屋台ラーメン 西向士「味玉チャーシューメン(1100円)」

神田オフィス街の一角で屋台ラーメンを

JR神田駅の南口から徒歩約4分。日銀通り沿いにある「屋台ラーメン 西向士(にしくむさむらい)」へ。オフィス街のエアポケットに鎮座した赤いキッチンカー。その周辺にタープテント2張とドラム缶のテーブルが配置されている。オープン当初は金曜夜のみの営業だったが、現在は平日夜6時半から深夜3時までの営業だ。

テント下には4人がけテーブルが3卓あるほか、ベンチなど合わせて20席ほどとれるだろうか。キッチンカーでオーダーし、各々が好きな場所に持っていって食べる形式だ。麺メニューは醤油と味噌の2種のラーメンを提供。また、限定メニューの「煮込み牛筋味噌ラーメン」と、こちらも夏季限定「宮殿冷麺」をラインナップする。

一方で飯モノには、レアチャーシューを乗せた「チャーシュー丼」と、ご主人の出身地・神戸のご当地グルメで、牛筋と蒟蒻を甘辛く煮たボッカケを白飯に乗せた「牛すじボッカケ丼」を用意しているほか、ミックスナッツやキムチ、チャーシュー、餃子などのツマミメニューもあり、一杯引っかけることも可能だ。

今回は「味玉チャーシューメン(1100円)」を注文した。とりあえずハイボール(500円)を一杯やりながら待つ。着丼までは待つこと7分ほど。レアチャーシューが何枚も、花弁の様にトッピングされ旨そうだ。スープは動物系と乾物などを合わせた醤油清湯で、呑み屋仕様だからか、塩味はやや強めに効いている。

丼には仕上げに梅のふりかけが使われているようで、酸味と梅の風味がするが醤油味のスープとの相性は悪くない。そこに合わせるのは柔らか目の茹で上がりの中太の縮れ麺。そしてやはりチャーシューは絶品で、肉の旨味を存分に楽しめる。ん?中心の1枚は脂の味が違うぞ、これは牛肉か。ボリューム感も大満足。

ほか、黄身ネットリの味玉、メンマ、ヤングコーン、海苔、白髪ネギ、小口ネギがトッピングされる。かなり本格的な一杯、あっという間に完食した。ベースのスープと麺はラーメン専門店のそれを比べると失礼ながら凡庸かもしれないが、トッピングが光る一杯だった。この肉ならばチャーシュー丼も旨いだろうなぁ。

<店舗データ>

【店名】 屋台ラーメン 西向士(にしむくさむらい)
【住所】 東京都中央区日本橋本石町4-4-15
【最寄】 JR山手線「神田駅」徒歩4分

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