個性的な2品を引っ提げ葛飾区金町へ移転
東京理科大が移転して以降、ガッツリ系ラーメン店も増えた葛飾区金町。今夜は駅北口そばの飲食店街に2019年6月21日にオープンした「麺道 我飯(わがまんま)」へ。ご主人はラーメン評論家・石神秀幸氏が塾長を務める「食の道場」の出身。5年間、東武野田線・鎌ヶ谷駅そばでの営業を経て、このたび金町に移転してきた。
移転直前の鎌ヶ谷では九州豚骨がメインだったが、金町では「ポルチーニ香る我飯醤油らーめん」「ホタテとチーズの麺道旨塩らーめん」と独創的な2品で勝負する。ともに味玉、ネギ、海苔、炙りチャーシューをトッピングできるほか、替玉も可能である。今回はポルチーニ茸を使った醤油ラーメンに味玉を乗せてオーダーした。
スープは鶏と豚がベースの醤油清湯。キノコの旨味が溶け込んでいる上、香味油も香りがよく、ひと口目から旨さ爆発。チャーシューの上に乗るポルチーニ茸のペーストを溶かして啜ると、ますます深みのある味に変化していく。麺は足立区の製麺所・享屋製のチュルチュルとした食感の中細麺。スープともマッチしている。
トッピングは大判の低温調理豚チャーシューと半熟の味玉に加え、シメジとエリンギのガーリックソテー、空芯菜のスプラウト、ピンクペッパーと個性的。全く飽きの来ない構成で、あっという間に完食してしまった。これはホタテとチーズを使った塩ラーメンも楽しみだ。近日中に啜りに来るとしよう。
<店舗データ>
【店名】 麺道 我飯(わがまんま)
【住所】 東京都葛飾区東金町1-39-1
【最寄】 JR常磐緩行線「金町駅」北口徒歩2分
