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肥宝館 -貧すれば丼する-

【巣鴨】 らーめん 鴨&葱「鴨らーめん(850円)+自家製煮玉(150円)」

御徒町「鴨to葱」の2号店が巣鴨に

JR山手線・巣鴨駅の南口から歩いて2分ほど。白山通り沿いに伸びる巣一商店街の一角に2022年8月26日にオープンした「鴨らーめん 鴨&葱」へ。コチラは御徒町駅そばにある人気店「らーめん 鴨to葱」の2号店である。ほかにも2022年11月には町田に3号店となる「鴨and葱」を出店。運営するのは株式会社FF Diningだ。

店内はカウンターのみ13席。行列時には先に店内で食券を購入してから、外で並んで待つシステムである。麺メニューは本店同様「鴨らーめん」と「鴨汁つけそば」の2種。鴨肉コンフィ、自家製煮玉、ワンタン、メンマを追加トッピング可能だ。また飯モノには「飲める鴨 親子丼」と清水港みなみ直送の鮪を使った「トロたく丼」を用意。

今回は「鴨らーめん(850円)」に「自家製煮玉(150円)」を追加しオーダーした。なお「今月の葱」として3種から2つ選ぶ事が出来る。この日は①丸太白葱、②にら2種(にら、黄にら)、③白髪ねぎ柚子添え。①と③でお願いすることに。過去には博多万能葱や赤玉葱、九条葱、千住葱輪切り、白髪葱ゴマ和えなどをラインナップしていたことも。

待つこと4分ほどで、鴨の香り立つ小ぶりで深い丼が到着した。スープは鴨と葱と水のみで出来ている。国産の合鴨を店内で丸ごと1羽からさばき、その鴨と水のみで丸2日間、弱火で炊いた無化調の清湯だ。そこに龍野、千葉、愛知などから厳選した濃口生醤油、淡口醤油、再仕込み醤油を使ったカエシを重ねている。

鴨のコク、甘味、香りをしっかり感じられる飲み口だ。表面に浮かぶ鴨脂も香ばしく旨い。そのスープに合わせるのは全粒粉入りの中細麺。ツルっとした麺肌でコシがありしなやか。スープとの相性も抜群だ。そしてトッピングには、低温の油でじっくりと煮こんだ鴨のコンフィが2枚。臭みなく、しっとりした仕上がりで良い味だ。

焼き目が付いた丸太白葱は舌でとろける仕上がりに。白髪ねぎは柚子皮と一緒なので丼全体に清涼感を与えてくれる。別皿で提供された煮玉は黄身ネットリ。ほか、柔らかな穂先メンマがトッピングされる。卓上には自家製の柚子胡椒と香り一味、胡椒があるのでお好みで。接客含めて本店のジェネリック感はあるが旨い一杯だった。

<店舗データ>

【店名】 らーめん 鴨&葱
【住所】 東京都豊島区巣鴨1-11-4
【最寄】 JR山手線「巣鴨駅」南口徒歩2分

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