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肥宝館 -貧すれば丼する-

【御徒町】 あいだやラーメン「つけ汁2種 海老ワンタン つけめん(1520円)+つけ麺増量300g(100円)」

らぁめん小池系列7店目は選べる「つけ麺」

都営大江戸線・上野御徒町駅のA8出口を上がってすぐ。JR山手線の御徒町駅北口からも歩いて4分ほど。昭和通りに面した御徒町グリーンハイツの1階・地下にある商店エリア「上野シックスロード」に2023年10月3日にオープンした「あいだやラーメン」へ。理髪店の向かい、屋号の入った岡持ちとラーメンマークが目印だ。

コチラは「らぁめん小池」「中華蕎麦にし乃」「キング製麺」「ぷれじでんと」「つけめん金龍」「こいけのいえけい」と都内に数多の人気店を展開するミシュラン常連店主・水原裕満氏の、グループ7つ目となる新店である。なんでも、つけ汁が2種選べる「つけ麺」がウリだという。店内はL字カウンターに9席ほど。

麺メニューは「つけめん」が主軸で、少々お高いが「つけ汁 2種」を選択すれば、前述の通りつけ汁を4種の中から2つ選ぶことが出来る。さらに麺も「冷や盛り」と「釜揚げ」から選択可能だ。麺量は並盛が200gで、以降50g増量するごとにプラス50円。追加トッピングには海老ワンタンと半チャーシューがある。

また「ラーメン」もあるほか、客の目の前ですき焼きの様に仕上げる「黒毛和牛サーロインご飯」や白米も用意している。残念ながら閉店間際だからか「半チャーシュー」は売切れ。麺も不足しているのか麺量も400g以上はNGに。そこで「つけ汁2種 海老ワンタン つけめん(1520円)」を麺量300g(100円)で注文することに。

さて迷うのは「つけ汁」である。系列店・キング製麺の代表作でもある「豚骨魚介」、甘さ控えめで醤油とニンニクがビシっと効いた「にんにく醤油」、そして「海老」と「担担」の4種ある。どれもバラエティに富んでいて魅力的なのだが、今回は「豚骨魚介」と「海老」をチョイス。麺は冷や盛りでお願いした。

着丼までは待つこと10分ほど。平皿に盛られた中太ストレート麺は自家製。うどんで使われる小麦粉を約50%使用しているとのことで、麺肌は滑らかでコシもあり旨い。つけ汁だが「豚骨魚介」は思いのほかサラリとした飲み口で、魚介先行で豚骨が旨味を下支え。仄かな酸味も相まって後引く味わいに仕上がっている。

横浜・白楽の人気店「くり山」の専用魚粉を特別に卸してもらっているそうだ。一方の「海老」は少しトロみがあり、海老の香りは強烈というレベルではないが旨味は十分。ニンニクも香りクセになる。店の説明書には「2種つけめんの1つについ入れたくなるのではないかと予想しています」と。こりゃ見透かされたなぁ。

どちらにも色紙切りのネギがたっぷり使われているのも嬉しいところだ。そしてチャーシューは薄切りの豚が3枚と、鴨肉だろうか、ブロック状の肉が2枚。どちらもレアな仕上がりで肉の旨味を存分に楽しめる。ワンタンはプリっとした海老が贅沢に入った逸品。卓上には胡椒と花椒のミル、海老の辛味があるのでお好みで。

やはり海老には辛味が良くあう。最後は卓上ポットに入った昆布ベースの割スープと入れて完食。小池系列各店の良いトコ取りという感じ。これなら麺400gでも良かったな。ちなみに完食後、麺は「釜揚げ」がおススメだったと知ることに。これは心残りだ。次回はぜひ「にんにく醤油」と「担々」を釜揚げで啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 あいだやラーメン
【住所】 東京都台東区上野6-1-6
【最寄】 都営大江戸線「上野御徒町駅」A8出口徒歩1分

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