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肥宝館 -貧すれば丼する-

【一之江】 麦処 八と丁「特製 中華そば 醤油(1000円)+山形だしごはん(200円)」

一之江の知る人ぞ知る名店「麦処 八と丁」

都営新宿線・一之江駅を出て、環七沿いを南へ歩いて3分ほど。2021年10月16日にオープンした「麦処 八と丁」へ。この場所で6月に創業した「中華そば さい簾」が、わずか4か月で閉店。屋号を変え心機一転、再スタートを切った形である。和食出身のご主人が切り盛りする、落ち着いた雰囲気の店内はカウンターのみ8席。

麺メニューは「中華そば」と「つけそば」が醤油と塩の2種から選べるほか、帆立塩バターの「まぜそば」と「和え玉」もラインナップ。味玉、ワンタン2個、メンマを追加トッピング可能だ。飯モノには焼豚ごはん、山形だしごはんなど。今回は「中華そば」醤油の特製(1000円)と「山形だしごはん(200円)」を注文することに。

待つこと5分ほどで具沢山の一杯が到着した。茶褐色のスープは鶏ガラが主軸の何層にも旨味が重なった醤油清湯。醤油のカエシは塩味は強すぎず、適度なコクを与えている。スッキリした飲み口に仕上がっており旨い。合わせる麺は菅野製麺の中太ストレート。ツルッとした麺肌でコシもあり、スープとの相性も抜群である。

チャーシューはロース肉、燻したバラ肉、低温調理の鶏胸肉が1枚ずつ。いずれも味付けは強すぎずスープと調和している。肉の旨味も存分に感じられ絶品だ。ほか、しっかり味付けされた肉餡のワンタンが2つ、黄身がトロリとして臭みのない味玉、柔らかなメンマ、ラーメンでは珍しい蕎麦の実、2種の刻みネギがトッピングされる。

一方の「山形だしごはん(200円)」は、キュウリなどの夏野菜を刻んで漬けた山形の郷土料理「だし」を白飯に乗せたもの。だしもさることながら、何といってもコメが旨さが際立っている。粒を残しつつ、しっとりと炊き上げており絶品だ。ぜひ飯モノを添える事をおススメしたい。「つけそば」や「和え玉」も気になる存在。次回は是非。

<店舗データ>

【店名】 麦処 八と丁(はちとちょう)
【住所】 東京都江戸川区一之江8-2-20
【最寄】 都営新宿線「一之江駅」徒歩3分

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