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肥宝館 -貧すれば丼する-

【神保町】 餃子の店 三幸園「ニラそば(880円)」

神保町の老舗で啜る絶品「ニラそば」

神保町駅のA7出口上がってすぐ。白山通り沿い、神田南神保町郵便局そばにある日式中華の人気店「餃子の店 三幸園」へ。1956年(昭和31年)創業の老舗で、コチラのほか神保町界隈に「SANKOUEN CHINA CAFE&DINING」や「焼肉三幸園」、ビストロ「LIBERTE」、バル「SANBAL」、食堂「みさち屋」も展開している。

白山通り沿いの店は3階建てで、1階はカウンター5席とテーブルで32席。2階はテーブル45席、3階は掘りごたつの個室で44席。貸し切りでの宴会も可能だ。2023年現在、店内で喫煙が出来るので嫌煙家はご注意を。メニューは中華料理店なので多岐に渡る。店の看板メニューである「餃子」は焼餃子、水餃子、揚げの3種。

ほか春巻き、ピータンなどの点心や、鶏肝やクラゲ、蒸し鶏などの冷菜、エビマヨ、エビチリ、マーボー豆腐、酢豚、かに玉、八宝菜、うま煮、唐揚げなどの一品料理、肉や野菜の炒めモノ、スープなども提供。飯モノだが、チャーハンは五目やエビ、カニもあるほか、マーボー丼、うま煮丼、天津丼もラインナップする。

アルコール類もビール、ハイボール、サワー、焼酎、梅酒、ウイスキー、日本酒、紹興酒と揃っているので、まずはアサヒスーパードライの大瓶(730円)と餃子(580円)で開宴。創業当時から変わらぬ味という餃子は、上質な豚挽肉に野菜とニンニク、調味料を加え1時間かけて練り込んだ餡を特注の皮で包んで焼き上げたもの。

カリカリではないが底面にはしっかりと焼き色が。皮はモッチリとしているが厚過ぎずモタれる感じがないので箸が進む。餡もジューシーで旨い。では、お次は「マーボー豆腐(950円)」を注文しよう。挽肉をたっぷり使った餡は辛味がさほど強くなく、ニンニクが強めでパンチが効いた味わい。ついついビールが進んでしまう。

さて、最後は麺類を。ラーメン、タンメン、もやしそば、カレーそば、サンマーメン、黒酢サンラー湯麺、マーボー麺、ジャージャーメン、五目そば、焼きそば、ビーフンなど様々揃えているが、ここは名物の「ニラそば(880円)」でシメることに。丼央に卵黄、表面に刻んだニラが敷き詰められたインパクトのある丼相の一杯だ。

少々塩味の強いスープは鶏ガラをベースに香味野菜などを炊いた醤油清湯。ゴマ油をたっぷり使っており香ばしい。ニラは大量だが嫌な辛味や臭みはなく。コシのある中細縮れ麺に絡みつきクセになる味わいに。途中で卵黄を割りスープの塩味を中和。最後まで美味しく頂いた。メニュー豊富な町中華、ランチに飲み会にぜひ一度。

<店舗データ>

【店名】 餃子の店 三幸園 白山通り店
【住所】 東京都千代田区神田神保町1-13
【最寄】 地下鉄「神保町駅」A7出口徒歩1分

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