肥宝館 -貧すれば丼する-

【竹ノ塚】 梁山泊「梁山泊らーめん しょうゆ(1150円)」

山頭火ゆずりの極上ホホ肉が魅力

東武スカイツリー線・竹ノ塚駅の西口から徒歩2分。午前11時半から翌朝6時まで通しで営業する「梁山泊」へ。ご主人は旭川発祥「らーめん山頭火」での修業を経て、1998年に竹ノ塚に創業した。無論、某パチプロ集団とは無関係。竹ノ塚のパブ・スナック街からそう遠くないので、深夜も客が絶えない人気ぶりだ。

ラーメン、つけ麺のスープは醤油、味噌、塩に加えて、変り種の抹茶も提供。また、味噌仕立ての「たんたんめん」や、季節限定つけ麺「冬の力(冬季限定)」「なつのしお(夏季限定)」も提供。飯モノは白ご飯に加え、ねぎめし、ゆかりごはん、そぼろごはんなど。ラーメンの残ったスープに入れる雑炊セットもある。

また餃子、モヤシ、ウズラ串、チャーシュー、ホホ肉皿などのツマミメニューもあり、一杯引っ掛けることも出来る。今回は、出身店「山頭火」の特選とろ肉と同じく、特上の豚ホホ肉を使った「梁山泊らーめん(1150円)」をオーダーすることに。スープは醤油、味噌、塩の3種から選べるとのことで、醤油をチョイス。

スープは豚ゲンコツ、魚介類、野菜などを煮込んだ出汁に、円みのあるカエシを合わせている。背脂が浮かび濃厚な飲み口だが、塩味は薄く粘度も低いので重過ぎない。そこに、浅草開花楼の中細ストレート麺を合わせている。麺特有の臭いを消すためにも、もう少しカエシを強く効かせてくれたほうが好みだが、出汁は良い味だ。

そして主役のホホ肉は5枚。箸で掴むと崩れるほど柔らかいため、別皿での提供だ。そのままでも、スープに潜らせても良い。舌の上でトロける絶品だ。ほかメンマ、ナルト、ネギ、海苔。また、スープには解したチャーシューも入っている。こりゃ白飯が欲しくなるな。次は隣席の客が激賞していた「冬の力」を啜りに来よう。

<店舗データ>

【店名】 梁山泊
【住所】 東京都足立区西竹の塚2-3-10
【最寄】 東武スカイツリー線「竹ノ塚駅」徒歩2分

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