お花茶屋で啜る、ライス必須のコッテリ味噌
京成本線・お花茶屋駅南口そばの「味噌ガッツ」へ。ご主人の黒川氏は行徳「仲間」、横浜市南太田「大公」と、いずれも味噌の名店の主人らと、新横浜ラーメン博物館で共に働いた経験をお持ちだそう。そして「味噌ガッツ」も、オープンした2015年にTRY＝東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーの新人賞味噌部門で4位に入賞した実力派だ。
麺メニューはベースの「味噌らーめん」と、生ニンニクとネギを加えた「味噌ガッツ麺」、辛味を足した「スタミナ味噌ガッツ」の3軸。ほか、水曜は焦し醤油、木～土曜は清湯の中華そば&冷やしラーメン、日曜は味噌担々麺と、曜日限定メニューも豊富だ。今回は「味噌ガッツ麺」のチャーシュー乗せと小ライス(100円)を注文。
着丼したのは、スープの表面にラードが張ったアッツアツの味噌ラーメン。テンコ盛りの白髪ネギと大きなバラチャーシューが食欲をそそるビジュアルだ。スープはコッテリしてはいるが、ラードはキツ過ぎず味噌の香ばしさも感じられ旨い。また、ニンニクと生姜の香りがたまらない。鉄鍋で調理しているのでモヤシもシャキシャキだ。
王道の黄色い縮れ麺は郡山・富多屋生麺のもの。スープとの相性は言わずもがな。チャーシューと白髪ネギをスープにくぐらせ、ライスオン。そしてミンチ肉もかき集め、全部一緒にライスと掻き込む。これはたまらん。やっぱり味噌ラーメンには白飯だ。これから寒い季節には重宝する。次回は、ライスは普通サイズでオーダーしよう。
<店舗データ>
【店名】 らーめん 味噌ガッツ
【住所】 東京都葛飾区宝町2-36-15
【最寄】 京成本線「お花茶屋駅」徒歩1分
