極麺流奥義炸裂。まぜそば専門「龍虎の麺」
JR常磐線・亀有駅の北口から徒歩3分。亀有一番街に2021年4月26日にオープンした「龍虎の麺」へ。かつてココには「つけ麺 道」の姉妹店「道の豚」があったが閉店後は長らく空き家状態になっていた。そこに出店した形である。店名は言わずもがな、SNKの格闘ゲーム「龍虎の拳」に由来するが、大人の事情で「SNKとは無関係」と・・・
こちらの店は「まぜそば」が主軸だ。魚介豚骨ベースの「極麺流まぜそば」と、そのトッピング豪華版「ジャンクまぜそば」を看板に、台湾まぜそば、イタリアンシートマト、タンタンまぜそばもラインナップ。また、まぜそば以外に普通の中華そば類も提供している。今回は「極麺流まぜそば」をオーダーすることに。
麺上げの際、店内にはご主人の「極麺流~」の声が響く。厨房にもキャラクター「Mr.カラテ」の天狗の面が。そんな極麺流奥義の使い手が7分かけて作った「ジャンクまぜそば」が着丼。丼央には茹でモヤシと卵黄が。その脇をサイコロチャーシュー、肉味噌、背脂、ベビースター、チーズ、白・青ネギ、刻み海苔が固める豪華布陣だ。
麺は村上朝日製麺所の太麺。やや平打ち気味で、ツルツルで噛み応えがあり旨い。その麺を、豚骨の旨みと魚介の風味が合わさった汁と混ぜ合わせて啜っていく。思いのほか煮干などの魚介がしっかりと存在感を放っており旨い。またシャキシャキのモヤシや香り良い九条葱など具材も手抜きが無く、混ぜる毎に違う表情を楽しめる。
卓上にはマヨネーズ、刻みニンニク、黒胡椒、酢、ラー油、醤油、タバスコが置かれており、全て使い放題。ニンニクマヨ醤油なんて最高のマッチングだ。汁は量に余裕があるので、追い飯(少50円・大100円)を投入してシメるのも良いだろう。次回はオリジナルの「イタリアンシートマト」を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 龍虎の麺(りゅうこのめん)
【住所】 東京都葛飾区亀有5-20-8
【最寄】 JR常磐緩行線「亀有駅」北口徒歩3分
★オープンから半年で閉店。
★跡地には2021年10月「麺匠えにし」が入居。