神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

マーラー 交響曲第2番 ハ短調 「復活」

2005年08月10日 | 音楽
 三夜分のウォーキングBGM。演奏はテンシュテット/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1895年初演。
 第1番に比べると格段に進歩した感じを受けます。ただ、第5楽章がいかにも長い。これだけでウォーキング一回分かかります。特に前半は本当に必要なのでしょうか。後半の声楽が入っている部分だけでもいいのではないかとひそかに思っています。と同時に、一度はこの楽章の合唱を歌って見たいと常々思っています。
 それにしても、マーラーは歌の交響曲を書いたと言われますが、本当にそうですね。ニールセンの対極でしょうか。この曲の第2楽章など聴いていてもそう思います。マーラーの旋律と響きの美しさは、世紀末の退廃という表現の是非はともかく、とりあえずこの世のものならぬ魅力に満ちています。聴いているとどこかへ連れて行かれそうにもなります。第4楽章の歌も本当に魅力的ですね。

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