田舎町での女子高校生殺人事件が主題です。「WINNER OF THE 2006 DUNCAN LAWRIE DAGGER FOR BEST CRIME NOVEL」というキャッチフレーズに乗せられて買ったものですが、出来はまずまずといったところでしょうか。一応最後まで、あまりいやにならずに読めましたから。でも内容的にそれほど深みがあるとは思いませんでした。文体が三人称形式なのも気になりました。いわゆる推理小説で三人称形式を採用する場合に、登場人物の内面まで描写するのは問題です。それも特定の人間だけの内面を描写するのは明らかに反則でしょう。それとタイトルと内容との関連がいまいち分かりませんでしたね。というわけで私のように420円のバーゲンで買うんだったら読んでもいいかな、というレベルでしょうか。
最新の画像[もっと見る]
- スタジオジブリのPR誌「熱風」 14年前
- 小石川植物園の桜 16年前
- 新宿御苑の桜 16年前
- 天皇誕生日一般参賀 16年前
- シリーズ もっと知りたい名作の世界⑩ 赤毛のアン 桂宥子、白井澄子編著 16年前
- 鎌倉大仏 16年前
- 赤毛のアン記念切手 16年前
- ミッドウェイ前 16年前
- ティファナ 16年前
- ボロブドゥール遺跡 17年前
今、"My name is red"by Orhan Pamukを読んでますが、25ページになっても主人公は誰か分かりません!ベストセラーというのに惹かれて買ったんですが。最初ぱらぱらと見た限りでは読めそうだったんだけど。これも、またgive upかなあ。
いまだ"Catch 22"読み終わってないなんて恥ずかしくて言えませ~ん。