色素性乾皮症(XP)の患者が主人公です。したがって彼は夜しか外出できないのですが、それがストーリーに大きく影響しているというほどではないと思いました。例によって恐怖をじわじわ積み上げていく手法はみごとだと思いますが、この作品についてはテーマがいまいち。最後の方はかなり息切れ気味ですね。いつもの切れ味がない。それと「FEAR NOTHING」というタイトルと中身の関係もよく分からない。でもまあKOONTZファンなら読んでもいいかな。
ところで以前から思ってたんですが、KOONTZはストーリーが動いている部分はそうでもないんですが、風景描写になると結構読みにくくなる印象があります。なんか急に文章に凝りだす感じで、その前後とややバランスを欠いてるんじゃないでしょうか。こんな文章もかけるんだぞ、と見せているような風情。まあ単なる印象ですが。
ところで以前から思ってたんですが、KOONTZはストーリーが動いている部分はそうでもないんですが、風景描写になると結構読みにくくなる印象があります。なんか急に文章に凝りだす感じで、その前後とややバランスを欠いてるんじゃないでしょうか。こんな文章もかけるんだぞ、と見せているような風情。まあ単なる印象ですが。