神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ブラームス 交響曲第4番

2010年10月10日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。演奏はベーム/ウィーンフィル。
 久しぶりに聞きましたが、感動しました。素晴らしい音楽ですね。なのでいつものコースに加えて、全曲終わるまで家の周りの街区をぐるぐる回りました。いつも思うのですが、音楽というのは劇や小説のような具体的なストーリーが何ひとつなく、絵画や彫刻のような具象性もなく、ただ音だけなのになぜ感動できるか、ほんとに不思議です。
 これが映画音楽などでしたら、結びつけて思い浮かべる場面等がありますので、それと合わせて楽しむことができますが、こういう器楽曲にはそういうものもありません。それで感動できるのですから、その曲の持つ力が桁外れなんでしょうね。
 ところでブラームスの曲というのは、高校生時代にはそれまで聴いていたベートーヴェンなんかと比べて、なんてぎくしゃくした音楽なんだろうと思ってましたが、一旦はまりだすとそういう特色が劇的効果につながるように感じるようになりました。聴く方も成長するんですね。