神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

ピアノの技法

2009年09月19日 | 音楽
 チャールズ・クック著。堀内敬三訳。音楽之友社。
 昔読んで、ずいぶん影響を受けた本です。練習方法についてすぐに応用できる有用な知識がたくさん書かれています。また特にレパートリーを作る考え方がいいですね。なかなかできませんが…。
 昭和29年に第一刷が出され、私が買ったのが昭和54年(1979)第十刷ですから、ロングセラーなんでしょうね。今でも入手できるようです。
 とにかくアマチュアのピアノ愛好家には大変参考になる本で、時に読み返してみるとさまざまな発見があります。訳文はさすがに古色蒼然で、ソナタは「奏鳴曲」と書かれていますが、もともと1941年の本ですから雰囲気があっていいと思います。ピアノを趣味にされている方はぜひお読みください。