リスボン

　先日出張でリスボンに行きました。ポルトガル自体初めてで、もちろん仕事ですから、ゆっくり市内観光する時間もありませんでしたので、とりあえず遠かった、という以外に特に印象を持つまでには至りませんでした。
　これはホテルからの眺めですが、いかにもヨーロッパの街、という感じですね。

STATE OF FEAR / Michael Crichton

　環境テロリストが題材です。いまいち組織の全容が分かりませんでしたが。まあスケールの大きなテロリストたちですね。テロリストというのは要は狂信的な人たちで、その目的、原理が正しいと信じてしまうと、何をやってもいいと思ってしまうんですね。それにしてもこの本に出てくる環境データは興味深いですね。地球温暖化の実際のところは実は誰にも分かっていないのかも知れません。それと「地球にやさしく」というのは本当に傲慢な物言いだと思いますね。しょせん我々は地球の表面に寄生しているだけなんですから。あれは結局「人間にやさしく」と言ってるだけではないでしょうか。
　まあ議論はいろいろありますが、とりあえずエネルギー消費量をできるだけ減らす努力をするのが一番だと思いますね。