5月30日(月曜日)
〇 歯科疾患と生活習慣病(糖尿病など)
歯の疾患を治せば糖尿病などの生活習慣病が予防できる。
これは、本末転倒です。
全身の状態が不安定になる事で、
交感神経が常に働く状態になります。
そうすると、
唾液の分泌量と性状に変化が現れます。
舌下線から粘液性の殺菌力の弱い性状が主体となります。
細菌の増殖が予想されます。
また、
交感神経が強く働く必要がなくなった状態、
リラックスした状態になると、
耳下腺から漿液性の殺菌力のある唾液が、
多く分泌される様になります。
交感神経が常に働く必要がある状態は、
頸から背中の筋肉が緊張した時、
直接、手を使ったり、上半身を使ったり、
加えて、
精神的なストレスを受けた時など、
この神経を使った量だけ、
筋肉が収縮する体の仕組みがあります。
硬くなった筋肉が、交感神経を働かせるセンサーとなり、
血液の循環を促し、筋肉を本来の状態に戻す為に、
血圧を上げる働きをする様になります。
そもそも、上半身の筋肉は足の筋肉の力で支えられています。
上半身を動かす為には、足の筋肉の力が必要になります。
また、左右の筋肉のバランスも大切になります。