元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

#34:ジョン・フォガティ(John Fogerty)

2008年08月21日 | 魂のギタリスト聖典
今回紹介する「ジョン・フォガティ」は、スーパーギタリストや
テクニシャンギタリストではないけど、リードギターを弾きなが
ら歌うミュージシャンでは、ズバ抜けた歌唱力の持ち主です。

ギターと歌の共に超一流の人は多く「エリック・クラプトン」
「フレディ・キング」「エリック・ジョンソン」「ポール・
ギルバート」「リッチー・コッツェン」「ゲイリー・ムーア」
とか愛聴していますが、「ジョン・フォガティ」の聴く者を
メロメロに魅了し、パワフルで、哀愁的で、心の奥底まで
訴えかける凄さは群を抜いています。

「ジョン・フォガティ」は、「クリーデンス・クリアウォーター・
リヴァイヴァル」のボーカル兼リードギター兼ピアノです。

僕が「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」通称
「CCR」を初めて聴いたのは、ソウルメイトO君のカーステレオ
でした。中学1年で僕にハードロックを教えたO君は、
ハードロック/ヘヴィメタルから足を洗い、オールデイズを
愛聴していました。20代前半だった僕は、刺激の無いオールデイズ
サウンドにいささか退屈さを感じ「もっとマシな音楽はないのかよ?」
と言い、O君が「コレならオマエも気に入るぜ」と、カーステレレオ
のCDを入れ替えました。

「ふ~ん、古臭いサザンロックかよ・・。ま・・悪くないな・・・
いや、結構・・好きかも・・。こういうのは好きだな・・。
・・・なんじゃこりゃ、滅茶苦茶いいじゃん。・・・衝撃的に素晴ら
しいぞ。う、鳥肌たってきた・・。素晴らしすぎて背筋がゾクゾク
する・・。こんな興奮は何年ぶりだろう・・・。」と、押さえ切れない
興奮で、全身が高揚してきました。

僕の中の音楽メーターで、60点を越える音楽と出会うと「聴いて良かった」
レベルですが、時としてメーターを振り切る音楽と出会うと、意識モウロウ、
ヒザガクガク、汗タラタラ、背筋ゾクゾクで、幽体離脱寸前のような
トリップ・トランス症状に陥ります。僕の範囲内の「素晴らしい」を
遥かに超える物と出会えた事に、感動、興奮で取り乱してしまいます。

今でこそ冷静に「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」を
聴けますが、以前は好きさ要素だらけで毎回、興奮していました。
小学時代の初恋に近い感覚かもしれません。

だから、「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」はBGMに
成りませんでした。音楽に全神経を傾けるので、他の事に気が回らなく成り
ました。

あれほどの衝撃は過去を回想しても「B’z」「ディープ・パープル」
「ジーノ」ぐらいのものです。

「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」は、何もかもカッコ
よく、勿論ギターもカッコイイです。技巧派ではないものの、ブルースや
カントリーを上手くロックスタイルに導入し、泥臭いアメリカンな雰囲気
を醸し出しています。

僕は「オールマン・ブラザーズ・バンド」や「イーグルス」も好きですが
「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」が断然好きです。

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