日記

日記

晴れ

2018年05月19日 | 日記
今日は晴れとなり、風が涼しく、爽やかな一日となりましたね。有り難い。

終日寺院勤務

寺務・清掃などして過ごす。

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「Post-religion」(お寺の未来理事・未来の住職塾塾長・松本紹圭師)
http://higan.net/hijiri/2018/05/post-religion/

“Post-religion”・・

昨今は、お寺も、人の関心、興味を引き付けることに躍起となり、あえて少し揶揄的に申せば、“飴玉”仏教と言い得るところがあります。

しかし、実際の仏法真理というものは、やはり厳しく、そして、難しい、“にが玉”であるのが現実なのでもあります・・

ところが、その厳しい、難しいに至る前に、ほとんど終わってしまっている(飴玉だけ食べられて終わっている)のが、一つの乗り越えられない壁となってしまっているように思われるところがあります。

“Post-religion”は、近代までの不自由からの解放を経て、いったんは、自由となった宗教が、様々に多角的に本質が問われ直された中で、また不自由へと回顧して戻るようにも考えられるのであります。仏教も。

“Post-religion”では、仏教においてであれば、授戒・灌頂・葬儀の重要性、真価が今より以上に問われてくるところになると見ています。

簡単に述べれば、儀礼から入るreligionが、一周回って、また儀礼に戻るという感じであります。

前述の壁を乗り越えるのも、結局は、そこに至ることになるのかな・・と。“にが玉”を食べてもらうには、やはり、それなりの(強制的に“にが玉”を食べさせる)儀礼が必要になるということであります。

あとは、自由から、今度は、しかるべき清らかな指導者による清らかな王権主義的なものに復古されてゆくのではないかとも・・

まあ、自由では、結局、堕落するのも人間の本質なのであります・・それが見直されて、自浄的にも、また自分を縛るもの、自制するもの(戒律のような感じにて)を望むようになっていくのではないだろうかと存じます。

松本紹圭師とは、違った趣旨の結論でありますが、、私の考える“Post-religion”であります。

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「チベット密教・図説・マンダラ瞑想法」

成就法にかなり役立つじゃないですか、、

確か、昔に一読した記憶があるものの、その時は何のことかあまり分からず、そんなものなのか程度で、理解も浅くに長らく書棚に。

ふと、書棚を整理する中で、はて、どんな内容だったかと、パラパラ見てみると、、

ナント!珠玉の内容。

灌頂前と後での違いでもあるのでしょう。

やはり、灌頂を受けてからでないと、なかなか理解ができない、進まないようになっているのでしょうね。

そして、もう一つ、同じく書棚から引っ張り出してきたのが、「チベットの死の修行」。



こちらも、10年ぐらい前に読んだきりで、多分、こんなものなのかーという程度で、そのままになっていました。

そして、今、改めてパラパラめくると、「うおー」である。



しかし、この秘密集会の成就法の観想内容(だけでもなく)を、学校長、学園理事、大学講師など、多忙な仕事と共に、毎日数時間を掛けて欠かさずに勤められておられる平岡宏一先生、改めて凄まじい方であると、ご敬服申し上げます。法王様からも一目おかれるわけであります。

秘密集会灌頂への憧憬はますます深まりつつありますが、成就法の実践は三昧耶になるだけに、開催の機縁と共に、その拝受の機縁も慎重に見極めなければ、と存じます。

秘密集会灌頂は、やはり拝受する弟子にも相当な覚悟が求められるものとなります。

自らの怠惰により、自分だけならまだしも、導師大阿にも悪影響を与えてしまうことになりかねないからであります。

秘密集会灌頂が、法王様のご体調により変更となったのは、所化によるところもあったのかもしれないですね。成就法に対しての自分たちの怠惰が、法王様にも申し訳ないことになりかねないとまでの覚悟を皆が考えられていたのかどうか…法王様による日本での秘密集会灌頂開催の可能性は、まだ残されてはいるものの、もはや相当低くなっているのはなんとなくにもわかります…

千載一遇どころか、億載一遇、いや、兆載一遇、いや、下手すれば劫載一遇の機会が失われてしまったとすれば、誠に悔しくて仕方がないのであります。

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お坊さんネットQ&Aサービス・hasunoha
http://hasunoha.jp/

下記問いに回答させて頂きました。

問い「発達障害」
https://hasunoha.jp/questions/27004

問い「志望校について」
https://hasunoha.jp/questions/27005

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サカダワ期間に入りました。常用のお勤めだけでなく、都度のお勤めもできるだけ修められるように調えて参りたいと存じます。

「サカダワ」とはチベット暦4月のことで、お釈迦様に有縁の月とされ、功徳を積むのに大変よい機会と考えられています。今年の場合、新暦の5月16日から6月13日までがサカダワです。
サカダワの満月の日(チベット暦4月15日、今年の場合新暦5月29日)は、お釈迦様の誕生・成道・涅槃の御縁日とされています。(齋藤保高先生ブログご説明文より)

本年の仏教修学予定について(川口英俊)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d233c5c6bfd2979249d75c85ade86378

日々の修習の記録・・

毎日のお勤め・・

・六座グル・ヨーガ(フルバージョン)(朝夕)
・ガンデン・ラギャマのグル・ヨーガ
・チッタマニターラ尊成就法

都度のお勤め・・

・甚深道たる上師供養儀軌・楽空無差別のグル・ヨーガ       
・上師供養における供物の供養というもの             
・ポア(ポワ)観想成就法・ミトラジョーキ大師「三つの真髄の教え」
・「五次第」読誦(秘密集会究竟次第解説和訳テクスト)

「本年の仏教修学予定について」2017.12.24
https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d233c5c6bfd2979249d75c85ade86378



口自在たる慧蔵にて至善なる勝者流の、教誨の真髄を持す比類なき御方、無数なる勝者の海を凝集せし御身に祈願せん。最上と共通の悉地を給わんことを。ダライ・ラマ14世ガクワン・ロサン・テンジン・ギャツォ猊下に最敬礼申し上げます。

「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327

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春秋彼岸中日・年2回開催・夕陽の彼方に観た浄土
往生院「日想観・極楽誓願法要」
次回開催は、9/23・秋彼岸中日・夕刻(雨天中止)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72883056.html

往生院六萬寺サイト
http://oujyouin.com/

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これまでの過去記事等は、拙サイトをご参照頂けましたらと存じます。

川口英俊サイト
http://www.hide.vc/