流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

雑記 3/20 を語る

2010-03-20 07:02:04 | ■雑記
付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
付喪堂骨董店〈7〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)タケシマ サトシ

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starこんなに面白い作品だったのか、と改めて実感

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最終巻ということで通常より分厚い感じ。
どう終わるのか全然予想してなかったんだけど、まさかのループオチだった。
今までなんでこんなことくどく書くんだろうと思ってたけど、これを狙っていたのかぁ。
1巻を見返してみると綺麗に話が繋がってて面白かった。
1巻の表紙が鏡にうつる咲だったのも振り返ると意味深だったかも。
今までのシリーズのイラスト見返したり読み返しながら感慨に浸ったり。
1巻の発売が06年なのでちょうど区切りもいいし。しかし結構長い間読んでたシリーズだったなぁ。

個人的に最後に主人公が下した決断が割と自分が好きなタイプのオチだったのが良かった。
ひぐらし系で拒否感を感じた部分の逆をいってるからかなぁ。
でもアンティークの能力だったり作品全体はまとまっていたと思うけどちょっと味気なくもあったかな。
なぜこのような形で物語が閉じられなければならないのかっていう引っかかりもある。
しかしお互いが依存しあう関係を最後に認め合う構成は、
各巻四章のすれ違いラブコメディ?でやきもきさせられた部分をちゃんと落としてくれて、
やっぱそれこそが最後に来るものなのかと納得もした。

シリーズ全体の違和感で咲が無表情な少女って言うのは独白を読んでる限りでは想像できなくて、
どうしても豊かな表情を思い浮かべてしまうんだけど、その辺はどうなんだろうな、とか。
そこら辺に転がってる雑誌の記事を鵜呑みにした行動してみたりとか、意外とミーハーだし。
そういうところの設定というかはなかなかさじ加減にズレを感じたかなぁ。かわいかったんだけどね。

しかし全7巻楽しんで読むことが出来ました。
恐らく各巻の四章のおかげかと思いますが、こういうベタなラブコメがやっぱ好きなのかな。
正直、もう続刊がないのが凄く寂しいです。まだ刻也と咲のやり取りを見ていたかったなぁと。
まあ夢のつづきを夢見ても空しいだけですが。
このシリーズはイラストとかロゴとか全体のイメージが好みだったのが読み始めたキッカケでしたが、
果たして今自分が手に取る作品がそういうものかと考えてみるとちょっとよくわからない。
以前は結構その辺を気にする比重が高かったですけど、今はその辺薄れてきてるというか、
ラノベの波をどう渡るかイメージできてない感じ。とにかく読みまくるしかないか。
でもこれだけ巻数重ねても他のメディアの展開とかないんだなぁとか。
ライトノベルがメディアミックスする境界とかそういうのを考えてみるのもちょっと面白いかもとか思ったり。


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Dept. Heaven Episodesシリーズ エピソード2。
09年度に一番サントラ聴いたゲームかもしれないなぁ。
このゲームの魅力ってシナリオより戦略とフィールドBGMの疾走感がほとんどって感じだし。
主人公たちの思いとは裏腹に流れるBGMは気持ちよくあり続けている感じ。
勿論場面によっては悲壮感を出したり、威厳のあるものだったりするけど、基本は疾走感。
だからドラマはどうしてもお座なりになりがちになっちゃいますね。泣けるポイントもあるんだけど。
というわけでちょっと印象に残ってる曲の話でも。

♯ユニオン結成
このゲームの特徴の一つ、ユニオン結成時の曲。
普通戦略シュミレーションで相手に攻撃などのコマンドを入力するときって、
そのままフィールドのBGMだったりするけどこの作品はそれを決定するときに1クッション置く。
フィールドBGM→ユニオン結成BGM→決定して固有のバトルBGM→フィールドBGMへ、という流れ。
敵とこちらのフィールドBGMが違うことが普通だけど、
ユニオン結成時に同じ曲が流れるのがちょっと面白いと思った。
一応の最終ステージが相手側のイメージフィールドBGMで統一されてるんだけど、
その雰囲気を壊すキッカケになっていたりして、
BGMで語る構成というのが結構うまく作用していたように思うんですよね。

♯バトル・オン・ザ・レクイエム
最初に流れるのは確か最後のアイギナ戦後。
疾走感に乗ることに疲れたかのような、深くついた溜息のような出だしが印象深かったな。
そしてその溜息をついても戦いは続く無常さなんかがいいかなぁと。
戦死する場面って悲壮感だったりドラマの区切りだったりするけど、
その先も戦争であるというのが疾走感に紛れてきたドラマの噴出のようでもあり。
そういう感じられるところが個人的には好きです。

好きな曲もあるけど大体どの曲も思い入れあるし好きですね。
あえて言うならアレンジ版もある♯王国軍進軍/攻城戦かなぁ。
強敵が待ち構えてるにも関わらず、翔る抜ける疾走感が勝利を予感させる高揚感とか。
まあ難易度高いステージが多いのでリセットしまくりですが。

PSP版はボイスが入ってテンポというか疾走感に水を差すような印象を受けましたが、
そういうのが欲しい人にはありなのかな。
今月ベスト版が出て値段が手ごろなのでおススメです。

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そして来月は傑作インザナがDSからPSPへ移植。
Dept. Heaven Episodesシリーズ エピソード4。
ユグドラ編など追加ヴァージョンが多々あるようななのでおススメ。
最初遊び方がわからないかと思いますが3周もすればそれも完全網羅できるかと。
タッチペンの操作感を楽しめないのは残念ですが。

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そして5月にはユグドラユニオンのシステムを継ぐブレンズユニオンが発売。
キャラクターデザインがきゆづきさとこさんじゃないのが気になりますが、
ユグドラの時代からかなり離れた過去編なので初プレイにも向くかと。

3ヶ月連続でシリーズタイトルが出るこの春はsting祭りということでどれか1本遊んでみてはいかがと。
まあ、自分はPSP持ってないんで全スルーの可能性大ですが、
Stingの新システム、新タイトルのゲームが遊びたいので取り上げてみたりしました。
Dept. Heaven Episodesシリーズの新作はやく出て欲しいなー。


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第2部って、2も漫画化するのかと思ったら1の天海倒した後の話を第2部と置いたっぽい。
しかし最初コミックス見たときまだ夢のつづきが続いてることに驚かされた。
サクラが今後も展開していくのかどうかはわからないけど、幕は綺麗におろして欲しいとは思う。
それが舞台というものではないかなと思うので。


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