流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

日常 26話 を語る

2012-04-23 21:18:26 | <日常>
氷菓、放送開始しましたね。
本編見るのが楽しみで仕方がないです。



脚本:あらゐけいいち
絵コンテ・演出:石立太一
作画監督:西屋太志

京アニは演出と作監1組でローテを回すので誰と誰が組むのか、
ていうのが毎回楽しみだったりするんですが、
最終回は石立&西屋コンビと昔からの馴染みのタッグで〆という形で、
どこか感慨深いものもありました。
変わってるようで変わらないなぁっという部分もあり。
アイキャッチのキラキラとか見てニヤニヤ。
石立さんが堀口さんと組んでみたりとレアな回があったりして、
改めて充実した作品だったなぁと思います。
氷菓では主に誰と組まれるのかしら。



こういう構図とか。
引きで内フレームで柱やら木やらをナメて、
覗くような印象を受ける画面やってるような、とか。
ナメを意識させるような会話シーンとかも印象的だったかな。



このコンビの俯瞰の描写とか見ると懐かしい気持ちになる。
みおちゃんがゆっこの腕をしつこく掴んでいく辺りの芝居とか、
ああいう流れが新鮮で楽しかったな。



カクイカクイ。
今回は手の描写はデフォルメタッチだったりカクイ感じったり。
腕がちょい長いような感じだったかなぁ、と。
この辺のさじ加減はどういう風な感じで入れてたんだろう。
リアルタッチなものがメインっぽく見える風でもあったし、
石立さん的にはこういう路線ってことなのかな。



かぼちゃ割り。
この辺は絶対石立さんが手を入れてるんだろうなって思ったけどどうだろ。
タイミングと言うよりは荒いタッチでどれだけ勢いを出すかに重点を置いてる感じ。
しかし息が上がってる描写で煙が立ち込めてるのってどうなんだろうな、と。
作品全体でも言えることかもだけど、
そこまで人間から蒸気出てるかなー、と。
いや、確かに汗かいたりしてると出てるけど、そこまでか、と。
エフェクトは石立さんが統一させてたのかな。
この辺は回によってやっぱ違うしなぁ、と。



最後の最後でこの絵柄。
ゆっこがひだまりスケッチに出てきそう。



桜が咲けば喜ぶ単純さ、喜んで咲かす単純さ、みたいな。
新作の氷菓見て単純に喜んでみたいですねぇ。そのつもりですが。


総括。
モンタージュとして色々狙ってみたはいいけど、
それが思ったより形にならなかった作品みたいなイメージはあるかも。
個人的には日常はその日常の意味を考えて見るよりは、
京アニが毎回何を見せてくれるのかに重点を置いて見ていたので、
個人的に今考えてもうーん、となってしまう。
ゆっこやなののキャラクター然り。
その中だとやっぱみおちゃんが一番突出したキャラクターだったように思う。
あれだけ派手なリアクションやツッコミが出来る、
それがどれだけ貴重か。
そういう意味では、やっぱみおちゃんを見るのが個人的な楽しみだったのかなと。

日常系作品とは何だったのか。
ただ女の子たちがしゃべってるところを眺めるだけのアニメは個人的にはつまらないので、
やっぱりひだまりスケッチやストーリーを匂わす作品なんかは、
日常系とはいうけれど、またもっと違うもののようには思えるんですが、
それが何かというとうーん。
個人的にはやっぱり憧れるような情景というか憧憬というか、
懐古的な意味でもいいですが、爽やかさだったり清涼感だったり、
奇天烈だったり不思議だったり、
それぞれのニュアンスをしっかりと感じ取れるからこそ面白いわけで、
そういうのをしっかり見せられてるからこそ良い作品なのかなと思います。
それをどこに強く感じるのかっていうのが好みになるんでしょうが。
まあどうでもいい話。

いやーしかし日常、いい作品でした。
映画けいおん!を経た後だと個人的にはやっぱけいおん!に軍配が上がるんですが、
各話の充実度がやっぱ日常は凄かったなぁというのがあって。
またこういう作品が見れる日が来るのを楽しみにしてます。


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