
アバンから目を惹かれるよなぁ。
前回の山田&堀口回のようなデフォルメとかもそうなんですけど、
ゆっこがロッカーから靴を出してるとこはロッカーをセルでおいて光をあまり意識させず、
まいちゃんの登場シーンで思い切り逆光を背負わせてるギャップとか。
まいちゃんが動くことでロッカーに伸びてる影がまいちゃんによって作られてることがわかる、
影を使った大きな変化のケレン味というか、刺激的で楽しかったかな、と。
手前のまいちゃん側の奥の棚との差異も気になる感じ。
キャラデザ準拠とデフォルメテイスト。ここも非対称ってネタかいな。

おーモーレツ。
髪で遊ぶのも楽しかったな。クシャ髪具合がなんかいい。
あとやっぱカラスとか思いっきりAIR意識だよなぁとか、
阪本さんはコミュニケーション取りたいんだなぁっていうところに意識が向いちゃうかな。
どうでもいいのに。

トランプタワーってこの作品だと有名なネタだったらしいので、
普通に流し見になってしまってちょっと残念だったかも。
無声になってリアクションなんかをBGMで見せるのは楽しかったですね。
線の太いタッチやカクカク手なんかはこの作品の堀口さんなんかなぁ。
地味に親指立てるとこでちゃんと指の動きをやろうっていう意識が見れるのとか、
ああいうのにやっぱ反応する感じかねぇ。石になるとこのブツブツとか。
トランプ立ててできる影の処理とか、ああいうのがイチイチ目立つんで楽しいというか。

こういうの見るとちょっとNHKの番組っぽい。
やっぱかわいくていいな。

いつもと違う人体バランスは確かに引っかかる。
なんかこれでも山田堀口を支持するのかっていう挑戦状にも思えてくるかな。
原作にそった絵が見たい人に向いてるだけかもだけど。
どうでもいい話。
空からのPANで雲の流れと時間の流れを共有してるゆっこってのは新鮮だったなとか、
メタモルフォーゼとか、乙女タッチと、
PANで連続で見せてるとこでスライドさせて見せてる旧来のやり方が、
あまりやらないせいかどこか新鮮に見えたりとか色々楽しかったな。

しかし後半のゆっこは思わず誰?と思うレベルだったなぁ。
最初見たときは御坂美琴を描きたかったんかなぁとか思いました。

紫の色トレスとか、なんか長井田中コンビの作風を思い出しますし。
どこか思うところはあったのかなーと少し憶測してしまいます。

こういうのとかもな。
さりげなくまつ毛もこだわりが見えるようで。
しかしコンタクトなのに度が入ってるのつけてたのかな。
今回はアバンからゆっこまいちゃん絡みでやってて、
ゆっこのピースが印象的でよかったなぁ。
あそこで綺麗に終わらないでプラスαをやるのはけいおんペア回だったからなのかな。
けいおんはここで切れば綺麗に見えるのに、っていう回が結構あったので。
脚本:西岡麻衣子
絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督:堀口悠紀子
けいおんの映画あるしこれが最後の登板になるのかな。
しかしホント色々楽しませてくれるなぁ、日常。
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