流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

コードギアス 反逆のルルーシュ 17話 を語る

2007-02-10 02:25:18 | ■谷口悟朗


先週は個人的に『うーん?』という感じだったけど、また元に戻って一安心。
ついにランスロットのパイロットがスザクだということが判明。
ルルーシュは動揺して・・・どうなるっ?!というのが今後の展開ですか。
毎週次の回を見るのが楽しみになる作り方してるなぁー。脚本上手いわ。
視聴者心理をよく理解してると思うし、それが鼻につきにくいのもエンタメとして優れてると思う所。
それに視聴者側に委ねている点(ルルがどういう命令のギアスを使っているかとか)も良い。
この大ヒットも過剰過ぎかもと思ったけど、妥当なところだと思う。
期待を裏切らない、もしくはその上をいく感じの演出がいつも見てて楽しいし。

ただ個々のキャラクターの描写はいいんだけど、どうも結びつきが薄いような印象を受けるなぁ。
まあ、ルルがゼロであることを隠していたりするから当然かもしれませんが。
人それぞれに事情がある。そんなリアリズムを持ち合わせているのも面白さのひとつか。

挿入歌『ピカレスク』 歌:酒井ミキオ
やっとキタよ…。ミキオさん関わらないと谷口作品っぽくならないよなぁ、と思ったり。まあ、当初の予定通りDVDはスルーですが。しかし、これほど毎週楽しいアニメも珍しいな。ギアスの魅力の一つとしては、やってほしいこと見たいものがキッチリと描かれてる点があるんじゃないかな。
日常パートのやり取りもそうだけど、設定から予想されるぶつかり合いやキャラ間の描写をうまく描けているのがギアスの面白いところで、設定負けしていないというところがいい。だから毎週安心して見れるし、放送後も内容が詰まった感じで面白味がある。長くとっていたユーフェミアの騎士の伏線など、それによってもたらされる展開を視聴者は予想できる。そうした幾重もの予想される伏線があり、そして消化される。そのテンポや絡みが上手いのが谷口監督以下スタッフ。そしてある程度固まったストーリー展開を見せることで視聴者も安心して予想や個々の期待感を持ちながら楽しむことができる。あとは好みの問題ですね。それとスケジュール。この点はスタッフが全力でやってるみたいだし、そっちもある程度安心ですが。
こういうアニメだとサイドストーリーなどの妄想も膨らむし、楽しみ方が豊富で面白い。
一見簡単そうだけど、これを持続させられるスタッフの手腕はさすがと言ったところ。
悪い例を挙げるならGONZOとかボンズアニメかなぁ・・・。例外もあるけど。

だから個人的にはマオがポッと出てきたのはギアススタッフらしからぬ感じがして嫌だったなー。まあ、嫌だったのは前回ぐらいだったけど。この先はそういうことは無いと思うんでまた純粋に毎週楽しめそうです。しかし、村田演出回はいつも良いですね。コイルでの活躍も期待してます。

どうでもいいですが、ナナリーの盲目をどう利用するかちょっと最近気になってます。
ギアスきかないし(笑)
いつかナナリーにギアスを使おうとする場面が出てきそうな気がするし、その時が楽しみ。
無いかもしれませんが。


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