流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

響け!ユーフォニアム 6話 を語る

2015-06-18 18:20:24 | <響け!ユーフォニアム>


choice。選択。
始まり方や選択というワードが思い切り氷菓 19話だなと。
氷菓 19話 を語る



この辺の全国のレギュラー争いの見せ方も氷菓っぽい。



チョーク入れから落ちたチョークなんかは懐かしさ半分、
レギュラーから落ちる意味半分な感じで見てたり。
しかし河浪さんこんなにPANを連発する方だっけと見てて少し気になった。



風景を見せているのかなと思ったら夏紀へ。
夏紀の表情とか仕草というのではなく、
座っている状況、会話に混ざらない態度が印象づけられてて気になる感じ。
そしてこれが夏紀だとすぐ分かってしまう不思議。
繰り返し描かれる態度だけども踏み込んで行かないところもまた引っかかる。



先輩に見つかる。
PANするっていうだけでも引き方によって効果も色々だなと思わされる。
こうしてドアを挟んで部屋の中の空間と廊下との空間のズレを見せる空間の多層感だとか。
こういう多層的な感じは高雄さんっぽいかも。
しかしこうして内フレーム意識させるような画面作りも小川さんっぽい感じだなーと。
結構小川さんの回を意識されてるんではないだろうかという気が。
壁抜きみたいなカメラワークはなかったけども。



遠くに捉える先輩の姿。
画面が切り替わってもまだ遠い。
麗奈が練習する姿を見せていた渡り廊下なので、
麗奈が先輩に練習場所を譲っている感があるけども、
ここは私の場所であるっていう意味合いも含まれてるのかな、と。
話してる久美子と麗奈が見える場所だろうし。
麗奈自身も先輩に見える位置で練習しているのかもしれないけども。
そうしたライバルとしての近くて遠い相手っていう距離感が気になる一連だったかな。
夏紀の距離感とも似てる部分かも。

麗奈らしいっていうのは先輩に対する評価に対してかな。
久美子も先生に否定的な態度を取るのを一本取られた訳だけど、
ここでそれを返すっていう2人のやり取りがそこまで入ってこない感じかなーと。
特に回想される麗奈の表情って久美子の中で反芻されたイメージのようなもの、
という風に見ていたので、麗奈側の態度として捉えられてるのがやや違和感かな、と。



楽器に映り込む自分。



梨子先輩かわいい、じゃなくて、
背景の緑のイメージがいいかなとか。
後藤先輩との対比でもあるのかな。
窓の外の木々の緑なんでしょうが、
それを意図的にボカしてイメージ的な絵にしてるのが、
ディテールの細かい作品の中で面白いイメージかなと思ったり。
Free!1期最終回あたりを思い出すところかな。
Free! 12話 を語る
あとここで梨子、後藤と流れるように同じ手法で対比させて見せてるのが楽しいかなと。
まあ有りがちな感じではありますが。



まさかのチューバくん着ぐるみ登場。
5話の引きが意味わからなくて、三好さん=チューバくんみたいな印象だったけど、
本当にチューバくんが目立つ格好になってるのが意外過ぎて驚いた。
久美子の先輩に対して口答えしてるところがやや低めなトーンで引っかかる感じ。
あとTUの浮遊感がちょっと気になるかな。
久美子の視点から出発したカメラワークじゃないっぽいけど、
カメラが注視していくことでいつの間にか久美子の視点に変わってる。
ちょっと飛躍した見せ方かなと。
その前に葉月もいつの間に室内に?とやや幻想性の強いシーンだったなと。
バカバカしいシーンですが、それで片付けるようなシーンになってなくて、
妙な味わいのするシーンになってる感があったかなと。
5話の引き方からしてそんな感じだったので、チューバくん怖ひ。
そういえば蝶を幻想の意味合いとして使うのは昔は石原さんがよくやってたけど最近は見ないような?
内海さんがFree!で蝶を使ってるなと思った回はあったけど。
Free! 4話 を語る
見てない間のどっかでやってたのかもしれないので早く見なければ。





合奏。
きらきら星っていうのは誰もが知る曲だからこそその一歩が分かる感じでいいですね。
夕日の入射光の変化も気持ちの高まりに合わさって綺麗。
久美子と緑が前景として置かれて奥に葉月を置いて見せるの、
ちょっと不思議な感じもするけど新鮮だったかな。
今回はこういう画面を見せたい感じだったのかなーという印象。



カメラレンズへの反射っていう意図なんですかね。
ちょっと目を引くところ。



恋の始まり?
その前から葉月は塚本を意識してる感じっぽかったけど、
いつだって唐突なのだという感じなんだろうか。





そして、次の曲が始まるのです。
PANしてカット割ってキャラから風景にとか、
度々挿入される飛躍したカメラワークが最後にまた出てきて、
この言葉による衝撃っていうのをやりたい感じだったのかなーとか。
しかしユーフォのラストカットが情緒的であればあるほど、
次の話数がどのようになるのか楽しみになりますね。
5話を受けての6話なんで特に。
葵ちゃん、ビジュアルで言えばなんだかんだで好みなんで、
どういう形で描かれるのか楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:門脇未来 丸木宣明
楽器作監:高橋博行

河浪回。
冒頭から結構驚かされて楽しかったかな。
チューバ分解とか楽器のディテール見せる部分もあって細かい部分もありで良かったかなと。
今回は最後の葉月の返事とかで駅の配線と空見せたりして、
葉月の心情の複雑さを線と空で見せるとか風景の差し込み方もちょっと目を引いたかなーとか。
山田さんっぽいアップもあったりとか。
オリジナル色の強い回でしたが、それぞれの視点に新鮮さがあって良かったかな。
今後のオリジナル要素にも期待。


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