流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

響け!ユーフォニアム 9話 を語る

2015-06-21 08:57:58 | <響け!ユーフォニアム>


緑の憂鬱。
あすか先輩の怒り方っていうのも新鮮な感じだったけど、
前回から尾を引いた葉月の告白ですが、
葉月が緑を元気づけるという形で決着が付くのがどこかホッとさせられる。
ブランコのシーンなんかはカッコ良かったなぁ。
葉月の吹っ切れようとする気持ちと合わさった感じで、
力強い立ち漕ぎが元気の証と言わんばかりの説得力を作っていたなぁと。



逆方向の電車に乗って行くのとか見てて思わず驚く。
こういう多層的なものの見せ方とか新鮮だなぁと。
この辺は流石北之原回といった感じでしょうか。



外の景色の見せ方とか思わずニヤけてしまう。
けいおん!の特別編で北之原さんが電車の外の風景に凝ってたって話を思い出しますね。
今までも電車の外の風景って見せてましたけど、
曇っていたりだとかであまりメインに見せることって無かったんで、
ちょっと驚かされる感じ。

しかし久美子が葉月に謝るのもなんか妙な感じかなぁと。
秀一とギクシャクしたままそのまま葉月に押し付けるような恰好だったのを謝ってるのか、
はたまたそんな状況下の中で麗奈といちゃついてた友としての罪悪感なのか。
あと葉月が電車から降りようとしたところでUターンするのとか作劇が新鮮な感じだったな。



うまぁ。
妄想緑輝妹のチューバへの反応と同じ。
終わってしまったけども同じ物を共有するっていうところに意味がある感じで。
久美子は2人に接点があるわけですし、
久美子をどう美味しくいただくかっていう麗奈真っ青なシーンかもとか言ってみるテスト。



戯ける久美子。
ユーフォルビアに話しかける感じっていうのがまだ見えてこない感じ。
姉との関係もそうだけど、やっぱ2期以降っていうのを踏まえた部分なのかな。
今回は回想が結構入って今までの流れからの推測されることを伝えてる感じ。
しかし自分に迫ってきた女の子の好きな人を思索する久美子もまたどんな感じなんかなぁ。
ちょっとはぐらかされた感じ。



このへんは山田さん的な感じが。
ベッドの上なんかはやっぱやりたくなる感じなんかなぁ。
久美子の大人っぽい感じというか葉月の気持ちを読んだ上での言葉というか、
そういうのが出てくるのがちゃんと葉月のことを考えてる感じでグッときたかなと。
久美子は言わば受け身なわけで、
麗奈からもらった感動とはどういうものか考えた結果がそういう心遣いに至ってる感じなのかな、とか。
葉月を見る久美子の目線は温かく映るのが印象的かなぁ。
1話の幼少時代の自分を見るような懐かしい視点、
上からの視点とはまた違ったものだと思いたい感じかな、と。



引きの絵が目立つ回だったなーと。
雨が降ってくるところだったりとか新鮮な絵もあって屋上のシーンは印象的だったなぁ。
香織が前に出てるのに麗奈に話しかけないところとか、
顔は笑顔で先ほどの流れからキャラの雰囲気の変化は感じないけど、
それでいてバチバチなところっていうのを描いてる感じでGOODだったなぁ。
距離感の新鮮さですかね。
麗奈も涼しい顔してるのが思わずニヤってしちゃうところだけど、
集団の中での麗奈ってどういう感じなんだろうな。
挨拶は普通にするみたいですが、どうなんでしょう。っていうか朝だったのかーとか。



トーストかじりながら家を出る感覚がイマイチわからない感じ。
こういうコミュニケーションは面白いかな、とか。



練習する夏紀。
その姿を見て走りだす久美子っていうのもなんか印象的で。
心の何処かにある自分は受かるんじゃないかという余裕が消し飛ぶ姿、
だらけていた先輩は思い返せばいつもこんなに練習していたのだ、
っていう相手の練習を覗き見るような余裕を持った自分の振る舞いに、
急に不安になっていく感じっていうのがグッと来る感じかなと。
過去にあったと思われるイザコザも手伝って、
夏紀から逃げ出す衝動っていうのが伝わってくる感じでグッと来るかなと。



オーディションに向かう久美子。
自分の練習不足のために急に不安になっていく姿が印象的だったなぁ。



そして、次の曲が始まるのです!
最後のアップの凝り方なんかはちょっと目を引く感じですね。
派手な印象を受けつつ、集団の中での麗奈っていうのが際立つ感じに。
しかし今回は葉月の落ちちゃったとか、
葉月のフォロー件わかりやすさ優先な見せ方が気になる感じだったなぁ。
過去の話数の回想自体をわかりやすく見せるために使うっていうのがあんまりないので、
新鮮な部分だったかなぁと。
アバンで前回のユーフォニアム!をやってますしね。
さて次回はどうなってるのか、楽しみ。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:瀬川利恵
楽器作監:髙橋博行

北之原回。
崩した絵というかをやっていたのは冒頭のあすか先輩くらいで、
あとはそれぞれの心情を丁寧に描く芝居が描かれていて凄く安心感のある回だったなぁ。
前回が結構遊びがあって絵に浮き沈みがある話だったので、
そんな祭りの雰囲気からそれぞれの出来事を見つめなおしてる感じがGOODというか。
声は遊んでいても表情ではそんなに遊ばないっていうのがそれかなぁ、と。
久美子が部屋でユーフォルビアに話しかけてるのとかその辺のさじ加減が絶妙な印象だったかなぁ、と。
今作では北之原回はもうないでしょうが、次回作でまたどういうものを見せてくださるか楽しみです。


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