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力入った回が続くとうれしくなる。
今回は引きなどでキャラの芝居を追うとこなんかが目につきますね。
アバンからなのの目線を細かく追うようなショットとか。
キャラの芝居を見せるときって間を取りたいのか、
それを見せることが大事だってことなのかとそれを見せる時間というか、
ショットの長さというかが気になっちゃいますね。
これは前から京アニのアニメ見てて引っかかる点だったりするんだけど。
なのの目線は女子高生を見つける辺りにつながる意味合いがありますけど、
これはどうなんだろうとか間が気になる場面も出てくるようなぁ、というか。
この辺、なのが魚持ってる右腕のポーズとか、
なんか主婦やってるというか腕を遊ばせるようなポーズかなぁとか、
そういうのも見てて楽しかったんだけど、
カット割ったら肘の位置ぐらいまで手を上げててちょっと違和感。
そしていきなりのPANとオーバーラップ。仕掛けすぎやで。
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今回は教室のシーンも新鮮な感じで見れたかな。
一つ一つのショットがいつもと違う物を見せようとしてる感じ。
ハトが飛び去る辺りのナメとか、
新鮮に映るけど結局ハトをどうしたんだろうっていう引っ掛かりもあったりとか。
平面的なとこからハト飛び去ることで生まれる空間っていうかインパクト作ってるし。
そういう引っ掛かりだけのものをバンバン出してくるから楽しいし、
新鮮なんだろうなとも思うけど、それだけなのかっていう違和感もある。
みおが手品の種拾い上げるところのカット割にちょっと違和感。これはなんなんだろ。
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ゴロゴロ長回し。
はかせのリアクションが違っていくのとそれに合わせてSEも変わっていって楽しい。
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今回は手はデフォルメ強めで輪郭線も太めでこれは作監さんの手が入ってるのかな。
後半は結構こういう手が目立ってたけど前半でもなくはなかったし。うーん。
しかし坂本回ってことでテストネタを引っ張られてれる感じで、
やっぱ韻踏みなんかを強く意識した回だったかなぁ。
ヒトコトワコトバで海辺でテーブルの上に載ってるのとか、
前回のはかせを思い出すようなイメージだったりとか。
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なののスカート裾の辺りとか、
デフォルメ調のこの作品のデザインからすると新鮮だったな。
やっぱこういうところから醸しだされる可愛さというかがいいというか。
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長回しからのカットからカット割ってセリフ強調。
今回は細かい芝居が多かったからそこからこういう流れにもっていくと、
ゆったりした流れからの雰囲気が変わってちょっと強調されて映りますね。
逆だってるはかせの髪とか、こういう部分もかわいいな。
はかせの粋な計らいがモロに前やってたじゃんけんときの後ろ姿だよなぁ、とか。
2人が名前を呼び合ってるとこも、以前やった萌えです!の反復っぽいし。
やっぱ1クール終了っていうのを強く意識した回っていうことなのかな。
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そしてやっぱり空で〆。
坂本回が屋上からの空で終わってたりとか、
そういえばあの回の最後にまいちゃんは傘をさしていたよなとか、
冒頭からの積乱雲の描写と逃げた鳩はこう繋がるのかとか、
なんか綺麗にまとまったように見えるけど、
雲とハトでなのとゆっこを絡めてるっぽいけど、どう反応すれば、という感じに。
確かに綺麗に終わったように思えるんだけど、
そんなものは別に求めてなかったなーっていう感がやっぱ強いかな。
こういうのをやっちゃうから石原さん叩かれちゃうんじゃないですかね、という感。
まあ単に新たな門出を印象付けるよりは、
朝に始まり夜に終わる流れが好みだったんだろうな、
という個人的な部分からくるどうでもいい不満だと思いますが。
脚本:石原立也
絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:鴨居知世
雨の回は坂本さんって感じで、けいおんに引っ張られてるのかなーとか思う。
個人的にはやっぱり笑える作品であってほしいなと思っているので、
無理に感動系に引っ張られるとどうしても引いちゃうな。
結構綺麗にまとめてるから余計に。
これはこれでいいんだろうけど、うーん、これでいいのかっていう疑問は捨てきれないというか。
鴨居さんは初作監ですね。
自分自身CLANNAD以降くらいから入った方はあまり意識したことがなかったので、
こういう回がいいキッカケになるのかなとか思ったり。
どういう方が演出、作監になっていくのか今後も追っていくのが楽しみです。
2クール目に入ったらOP、EDも変わるそうで、
なのも学校行くみたいなので気持ち新たに見ていければいいな。
でもやっぱ変わるのは勿体無いように思えるかな。
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