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流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

らき☆すた 16話 を語る

2007-07-24 01:44:53 | <らき☆すた>
Aパート終了前のやり取りで、
かがみが自分のクラスに遅れていって先生に注意されてるの想像して萌え、
という人がいるんだろうなぁ、と見てて思った。



脚本:村元克彦 絵コンテ・演出:吉岡忍 作画監督:池田晶子

作監:池田晶子さんによるハルヒパロが全開だった。ハレ晴レもやってたけど、つかさ達の手拍子とか少し気になったなぁ。西屋さんでしょうか。店でのこなた&かがみの会話が一部まんまハルヒ&キョンになってたましたね。あとかがみビックリポーズが個人的に印象に残った。



今回一番面白いと思ったのは、かがみたちがこなたのために買い物をして目的地にたどり着くというまでのプロセスかな。こういう日常シーンをさり気無く見せてくれたのは面白いなと思った。それがネタの一部になってしまってても。ある程度の目的意識をもって悩みながら行動して結果を残す、という一連の流れをサラッと見せるところが面白いというか。こういう町を彷徨う話で面白いの1本いけるんじゃねーかと思える。そして、そういうちょっといいシーンに気づけなくるなる目立つパロが多いのがこのアニメの不幸なんじゃないか、そう思ってみたり。コンプとルルー○ュというネタでこのシーンは殺されたんじゃないか、と思わないこともない。それは、ここのシーンがいい意味で原作を使ったオリジナルだったからではないか、と思えるからなんですよね。だから安易に原作をいい様に使って~、と言うもんでもないかなぁ、と思う。でも、このネタがないと彼女等がアキバで悩むシーンというのを入れられないから困ったもんだと思ったりしてみたり。まあ、大したシーンじゃねーよと言えばそれまでなんだけど。



アニメ店長はふもっふ温泉回+元ネタPVって印象を感じた。極端なパースにオバケ入れたり。うーん・・・8話のつかさのハードル走りに少し似てたなぁ。メンツもほぼ同じだし、同じ人か意識してなのかな。どうでもいいけど、kanonの13話でガイナ的なアクションしてたんだけど、その時の作監も池田さんなんだよねぇ。原画のメンツから見ると被ってる方々がいますが・・・。んーしかし今回の原画の方々が前回とほぼ同じというのは凄い。

※個人的に目を引いたらき☆すた関連エントリー
あなたは『らき☆すた』の痛い悪ふざけに耐えられるか?


らき☆すた 15話 を語る

2007-07-17 06:06:55 | <らき☆すた>
脚本:岡部優子 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:西屋太志

予想していたちょっと感動路線が目立ってきたかな。らき☆すたの視聴者はパロやあるあるネタが好きで見てる人が多そうだけど、この路線がどこまで展開されるか楽しみ。冒頭のライブ終了後に感傷的になってるこなたやかがみの立ち振る舞いとか『うわ~いきなり仕掛けてきたなぁ』と少しワクワクしながら見てました。その後の桜はD.C.ネタへと昇華されてしまったみたいですが(笑)

見てて原作とみなみちゃんの扱いが少々変わってるのが少し気になったかな。『みなみちゃんはクールでカッコイイ(笑)』が個人的にツボをついてくるところだったので、こう恥ずかしがられるとクール(笑)じゃなくなるよなぁ、と。その辺は京アニ側の解釈によるし個人的にどう描写されていくのか気になるので楽しみです。



OPの再現みたい。こうやってみると結構背があるなぁと感じます。
かがみだけは寒さに平気。



個人的見解で西屋作監=肉感、足、とか思ってるんで今回もしかして狙ってる?と思ったなぁ。
こなたが起き上がるトコ京アニらしい動かし方。



背景~のところでハーモニーとかギャグコメディやるにも凝ってるなぁ。
演出の方はそんなに光が好きなのかといつもの京アニ作品のように4人の会話を際立てるシーンで光入れまくったり所々で十字光入れたりと試行錯誤してる印象。いつも京アニ作品で使われる技法を多用してるところがどこか実験的だなぁ。今後はもっとこういう演出がらき☆すたでも開放的に使われるんだろうなぁ。まあ、今までも結構使ってましたけど。



今回一番気になったカット。
父親と母親の話をする直前に入れられたカット。家族の話題をオリジナル?で入れてきたということはいよいよそういう方向へ舵をとっていくというフラグなんでしょうか。2クール目に入って路線もだいぶ変わってきている印象をうけるので、今後どうなるかちょっと期待。

どうでもいいけど白石はもうやめた方がいいんじゃないかと思う。


らき☆すた 14話 を語る

2007-07-10 03:14:06 | <らき☆すた>


月曜深夜はもえたんらきすたドロップスと見事なロリアニメラインアップ。
今回からゆたか&みなみちゃん登場。
受かる受かってないの話のトコ、ゆたかの声優さんがいい味出しててかわいかった。
みなみちゃんは少々マンネリ気味。
あと原作に付け加えられた演出で『バス停の前』で今日は家の車だから~を言わせたところって、
いつもはバス乗ってくるよって話として受け取っていいんだろうか。

脚本:荒谷朋恵
絵コンテ・演出:三好一郎 作画監督:門脇聡
原画:紫藤晃由 山田尚子 松尾祐輔


三好さんは完全にローテに入ってるのね。そして3人原画。8話で金田光や○ホッペなどがあって気になってたんですが、今回も後半それに似た感じのところがあったので8話と被ってるこの中の誰かの可能性が高いように思います。うーん、個人的な予想ですが松尾さんなんでしょうか?



三好さんの演出回にしては珍しいカットが多く見られた気がします。冒頭からいきなり真上からのカット、それに車内でバックミラーを弄ったりと面白い構図などが多かったです。文字演出なんかも目立ってましたね。原作のゆたかとみなみの描写は飛び飛びだったんで文字を使ってまとめたのかなぁ。やるなら徹底的にと湯呑みに『平常心』と書いてみたりとこなたたちの心情を文字で代弁してるのは面白かったです。
あと目がいくのが柊家がテレビを見てるところですね。あそこの表現をどう言えばいいのかちょっと言葉が出てこないんですが詰め寄っていくところが息苦しくて思わず息を呑んでしまうような勢いが。テレビネタが多いのは団欒の醍醐味がテレビにあるからなんだろうなぁ。この辺冒頭の車のカットに似てるような。全体的にひとつ目立ったところを作らず要素を散りばめているのがまとまりあって良かったかなと思った。どうでもいいけど、らき☆すたはオタクのコミュニケーションの取り方の話なんじゃねーかと最近思った。思っただけ。



ハレハレで劇終。次回からのEDはどうなることやら。
次回のサブタイトルが意味深な感じでやらしいわ。


らき☆すた 13話 を語る

2007-07-03 01:49:03 | <らき☆すた>
原作と比較しながら見ましたが、付け加え方が結構上手いもんだなぁ、と思いました。例えば最初のお正月ネタ。こなたがお餅をあまり食べないという話題から原作で不足がちなみゆきさんの描写、それとこなたが世間からずれているということを深めているのがいい感じ。

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:荒谷朋恵 作画監督:堀口悠紀子 作画監督補佐:坂本一也

結構レアな荒谷さんの演出回。
思えばハルヒの逆転裁判パロの回も荒谷さんの演出だったなぁ。
まあ、その辺をボチボチ語ってみますか。



堀口作監のときの特長と言えばいいのか手というか指を動かす芝居に積極的だなぁ、と思います。今回は見る限りだと演出の方が積極的に入れてる気がしますが。今回のこなたが指を伸ばしていくところとか、アニメ店長でキー押しまくるのはモロ長門。らっきーちゃんねるであきら様が袖から手を出してドリル撫でるとことかもかな。堀口さんはTSR、ハルヒなどのパートでも平均していい感じの指使いの芝居をしていたと思ったのでちょっと気になるところです(暫定的に自分がそう思ってるだけですが)





色使いなんかが作品全体から浮いてる印象だった。遊戯王とかも背景のキャラの処理の仕方とか気になったなぁ。アニメ店長もそうだけど、撮影方面の技術を実験的に使っていると見ればいいのか。こういうのを見ると京アニの撮影方面は積極的に表現できる幅を増やそうとしてるのが伺えるような気がします。撮影方面の方はあまり指摘されるのを見ませんが、技術水準を引き上げるのに必死なのかもしれません。荒谷さんの演出でこういった色彩、光などを使った使ったところが目立ちましたが、ハルヒでサイレント調なシーンを入れたのも荒谷さんの回なんですよね。あそこはヤマカンが一枚以上かんでるらしいのですが、ああいうところから影響をうけてる印象がしました。



バス出るときのかがみのカットがやたら印象的。
バス内はハルヒの時と同じく荒谷さんの変態的なアングル全開でしたね。バス内の作画も結構気合が入ってたな。つかさが高速?で頷くカットとか地味ながら良い感じ。動きで顔の立体を出そうとしてるなという印象。またアングルが変態なだけでなく、こなたがバス内でコートを直してるカットも足の肉感を意識させようとしてますね。この辺門脇さんでしょうかね?そういえばハルヒでも荒谷回で作画監督とかしてたりもしましたね。
全体的にらき☆すたにしてはちょっと手間をかけてそうな芝居がチラホラ。荒谷さんの演出は他の方に比べるとだいぶ弾けてる印象。万歳こなたの前後ところなどからそれがよくわかります。またキャラクターの頭の上とかに出るエフェクトもらき☆すたでは使われてないフォルムになってる。この辺は結構気になります。坂本さんがどういう箇所を手伝ったのかは断定できませんが、こういうエフェクト方面が中心になるんでしょうか。珍しく煙やら何やらまで出してましたし。どっちかというとキャラクター方面の方だと思うので普通にお手伝いだけなのかもしれませんが。全体的に特徴有り気だったり妙に良いところがあったりで珍しく作画回だなぁ、と思ったら今回は作監:堀口さんで割と京アニ内で作監、演出の方がちらちら参加されてました。冒頭の机に伏せるかがみの動きとかああいうのがチラチラ見れたのは良かったかな。この気合の入れよう、荒谷さんは監督やりたいそうなんで今回の演出とかも気合入れてたんじゃないでしょうか。ただ、こなたがバス待ってる時に寒さに震えるカットとかもう少しじっくり見せてほしかったなぁ、とテンポ的に目に付くところも逆に目立ってたかな。
あと付け加えて妄想内のかがみが原作と違って左手でチョコを渡してるのは左利きという設定に準じてる。こういうところこそ京アニクオリティ。

アニメ店長。ここは、うーん、どうなの?個人的にはらき☆すたのDVDワゴンに入れてたら自虐ネタとして受け入れられるけど、その辺は角川側から嫌がれるだろうし。どうでもいいけど、イチイチ角川を意識させるようなことをしてきてるところがやっぱり視聴者にたいして意味ありげすぎてねぇ。

んで、ED。うーん、明らかにニコニコ動画ネタだよねぇ。私も重度のニコニコ民だけど、これはどうなんよ。ディレクターで武本さんも参加してるっぽいですが、企画の出所が気になる。元々カラオケも無茶な印象だったけど、ここまで視聴者にネタを振るのはある意味凄い。凄いというか潔いというか・・・。まあ、過去に声優が出たEDもあるし実写も結構数あるんでそのことについて驚くことはそこまで無いとは思いますけど。個人的にはあんまり凝ってなくてガッカリって感じかな。もう少し字体とかも考えてほしい。

来週からは新キャラがたぶん出るはずなので、また少し新鮮に楽しめるかもしれません。
とりあえずみなみちゃんが出ると思うから期待。
大丈夫かな・・・、個人的には長門的な芝居されtら少しイメージと違うかなぁ、と不安。


らき☆すた 12話 を語る

2007-06-26 05:09:26 | <らき☆すた>
脚本:賀東招二 絵コンテ:武本康弘 演出:北之原孝将 作画監督:植野千世子

武本さんがコミケやるのは小麦ちゃんに続いてこれで2回目かな?フルメタネタ、ハルヒネタはもう当たり前のようにでてくるなぁ。フルメタは脚本家つながりか良く出てましたね。声優ネタもあったし。さすがに今回はロボットとかはでませんでしたね(笑)





オヤジに縁があるのは門脇さんつーか北之原さんかなぁ。京アニの作品見てると卑屈な人っぽい男は内面のキモさをビジュアルで見せてくるような生々しさがある。なんつーかモブキャラをここまで卑猥に描くところもある種の特色だと思ってます。ある意味オタク商売に特化されてる京アニならではの皮肉かもしれない。まあ、本編のキャラを際立たせたり祭りの生々しさを表現しているといえば聞こえはいいですけどね。こういう捉え方をするところは嫌いではないし。一般参加者とサークル参加者のビジュアルを小麦ちゃんの頃から書き分けてるのも面白い点です。つかさとかを気遣い無くぞんざいに扱っていたのはこういう人たちだと言ってるのを視聴者はどのように捉えるのでしょうね?そして気になるのはオタク男子のような女性の方々をあまり出さないこと。社内では女性陣が強いからあんまりやらないのかなぁ、と邪推してしまう。女性にたいして何らかの思想があるのかもしれないけど。西の事情はよくわかりません。



コミケ風景の1コマ。何を狙ったカットなのか気になる。コミケで男女が2人で談笑しているところに人はいない、見ないという意味合いだったら面白いのだけれど。コミケ内から飛び火するオタク社会の一面を見せようとしたいのかなぁ。憶測は楽しいからできるものさ。



アニメ店長は相変わらず気合入ってる。杉田さんの卑屈店員が個人的には好き。アニメ店長はやっぱ色彩を凝ろうとしてるなぁ。島本キャラへのアプローチは面白いと言えば面白いけれど、アニメ店長はこういうのがやりたいなぁ、という願望なのかもわからんね。
あー、こういう接客させれみたいなぁ(笑)
まあ、アニメイトにも滅多にいかないのでアレだけど。



日常の1コマ。袖を押さえてる芝居をさり気無く入れられるところは和みますなぁ。


らき☆すた原作を読んでみた を語る

2007-06-25 19:07:00 | <らき☆すた>
今更原作の話ってのもアレだけど、とりあえず感想。

原作はあんまりいい評判を聞かないしアニメを見ててもそうだろうなと思ったりするんだけど、個人的には4巻まで楽しく読むことができた。たぶん4コママンガ好きなんでしょう。オタク系を扱ったマンガが好きだというのもあるし。そもそも『妹選』を未だに読み返す人なんでやっぱ好きなんだろうな。後半は『あるあるネタ』よりオタクの会話がより目立ってた気がします。まあ、同じだから別にいいか。今のペースでいくと大体2巻+3巻から少しだけでアニメは終了という感じになるんだろうか。以前予想した母親ネタなどが既に原作には組み込まれていたのでペース的にそこをラストの方にもってくるつもりかな。ラストの方はぱにぽにみたいなオチの付け方になりそうな予感。

とりあえずアニメが原作通りに進んでいることはわかった。原作に登場しててアニメに出てないキャラが個人的には楽しみだな。特にみなみさん。正直、原作のみなみさんはあんまり扱いが良いとは思えないのでアニメ版ではできる限りフォローしてもらいたいところです。

みなみさんの設定というかエピソードを見てるとしっくりこない点がちょっとありまして。例えば『胸が小さいことを悩んでいる』というのが1つ。女の子の欲求としてはわかるんだけど、それってやっぱ男の子の気を引きたいってところも当然あって然るべきだと思うんだよなー、個人的に。みなみさんに限らないけど、らき☆すたのキャラはそうした恋愛方面に話を振る割りに自分をアピールするようなことをキャラクターにさせてなくて卑怯な作り方してるなー、というのが引っかかった。もっと女の子の会話をさせてもいいと思うんだよなぁ、個人的に。このマンガを買う層がそういうのを望んでいないというのはわかってるんだけど、身嗜みを気にしたりするようなところはあっても男の子たちの描写とかそういうのを排除してるのはやっぱり卑怯だと思うし、納得いかないなぁ。

あとみなみさんが保険委員やりたいと言ったりしたとこでもう少し他の子を気遣ってるところを入れるとかほしかったかも。保険委員積極的にやってるのなら医者とか目指してるようにするとか。でも、みゆきさんが医者目指してることになってるんだよね。歯医者とか医者が苦手って設定で医学部に行かせるっていうのは個人的に納得いかない。まあ、医者が苦手だから自分が医者になればいいと言われれば納得できるところもあるんだけど・・・。みなみさんとみゆきさんについてはちょっと舵の取り方がイマイチだったと思う。だから個人的にアニメはその辺上手く扱ってくれることに期待。

他にも似たようなネタを何度も使っていたりするところとか目立って2巻以降のデキには疑問を持たざるを得なかったけど、3巻の夏祭りぐらいまでは良かったのでアニメはそこまでは入れてほしいなぁ。ちょうど夏に終わりだし。エピソード的にもまとまってて綺麗だと思うし。OPのあれも天の川意識してそうだし。合間に4巻とかからみなみさんの描写を掻い摘んで持ってきて色々やってほしぃ。

何にせよ、これからのエピソードが少し楽しみになりました。まあ、DVD買ったりしない人なんで、個人的な望みのことなんてどうでもいい話だとは思いますけどね。


らき☆すた 11話 を語る

2007-06-19 02:00:35 | <らき☆すた>
脚本:岡部優子  絵コンテ・演出:石原立也  作画監督:池田和美

池田和美さんが作監やってると珍しがってしまう。過去作品ではバリバリローテに入ってた感じなんですが、最近はkanon総作監などがメインで以前ほどの頻度で見かけなくなりましたからね。石原回は総作監経験者が担当してるなぁ。今回はサプライズも特に見られなかったかな。

かがみが自分のクラスの人と同じようにこなたのクラスの人と接してるのを見てると、かがみが隠れオタで、こなたとよく話すのはその辺云々という記事を読んだのを思い出した。そういえばツッコミ役としてかなりのことを見知ってる気がするなぁ。トゥーハーツッコミとか。





前から言われてますが、演出の方は監督交代あたりから制限無く弾けてる感じ。
衣装変えのカットとかは石原さん風味なのかな。
衣装を強調する辺り萌え要素を上手く引き出してるねぇ、と言ってみるテスト。
あと今後、仮にサプライズがあったとしてどんなものがあるかなぁと妄想してみる。

1.ナデシコ14話的なもの(らっきーちゃんねるを見てるこなた、とか)
2.ホスト部13話的なもの
3.ぱにぽに26話的なもの(本編キャラらっきーちゃんねるに出演)
4.予想もしてなかった驚愕の…!!
5.EDカラオケで本編の感動の余韻を演出

ベタな予想でこんな感じ。例えに対してのツッコミはお断り(笑)
TV画面を消してるのは実はこなただった、的なオチはベタかなぁ。
そんなことを考えないと見れないというわけではないけど、考えてしまう。
らき☆すたは視聴者にお約束事を求める部分があると思うから、ピンポイント層しか狙えないと思うんだけど、そのピンポイント層が案外広いってのがこの作品が成立する要素なのかも。そういえばマスターオブエピックなんてのが最近あったなぁ。


らき☆すた 10話 を語る

2007-06-12 02:07:56 | <らき☆すた>
今回見ていて、やっぱらき☆すたの監督は山本寛なのではないかと思った。



脚本:山本寛 絵コンテ・演出:石立太一 作画監督:高橋博行

今までの話数から今回の話に関連してるところを抜き出してみると、今回は見所の多い重要な回だったのではないかなぁ、と思いました。こなたの母親についての描写とか。母親の話というと、ヤマカンが待田さんと組んだ週間ストーリーランドの父親が死んでしまった結婚式の回などを思い出します。他にも家族を失った話があったと思うので、らき☆すたも恐らくそういう方向性を狙っていると思われます。とりあえずそっちを。

以前のヤマカン脚本、石立演出回での仏壇カットの印象付けなどから見て、恐らくヤマカンは母親について何らかのドラマを作りたいのではないかなぁ、と思うんですよね。まあ、推測の域を出ない話ですが。ただ今まで母親についてスルーだったのにヤマカン回で母親に関するエピソードが続くとそういう風に思えてくるんですよね。上に書いた脚本家繋がりもありますし、その辺気をつけてみるのもいいかもしれません。

今回のかがみについての描写も拘ってると思う。かがみの携帯電話の話だったり流れ星の話を否定的に捉えているところを踏まえて『らっきー☆ちゃんねる』を見てほしいですね。特に携帯の話は意味深な感じで、携帯電話使うのはこなた相手、という描写がなされています。これはこなたをある意味『彼氏並存在』つまり『親友』という位置に見ているのではないかなぁ、と思いました。こなたの家にわざわざ電話をかけるシーンを用意してるのはそういう意図があったりすんではないかなぁ、と。それにゲームをしているところのコントローラーの持ち方とかかがみらしさを出してますよね。らっきーちゃんねるは今までもある程度キャラ紹介をする回はそのキャラよりの話になっていたと思うんですが、今回のらっきーちゃんねるはキャラを『ツンデレ』の一言でカテゴライズされることに対して疑問を作品中で示してくるという異色な構成になっています。そんな『ツンデレ』という単語一言でキャラを語るな、という声が聞こえてきそう。次回予告でかがみが長々としゃべってることについてもそう。かがみについて積極的にアプローチしてる。自称かがみ萌えな方は今回の問いかけにどう反応するか見物ですな(笑)

まあ、制作側がキャラ萌えについての話を持ち出していいのか?というのはあるものの、視聴者に対しても挑戦的な姿勢がある意味面白いと言えるかも。かがみだけでなく他のキャラも同様ですが、今回はかがみについてということなんでかがみについて考えてみたらいいかと。

あと今回はアニメ的ケレン味が結構見られたなぁ、と思った。
冒頭の音符とか文字とか☆飛ばしとか。この辺は石立さんらしい感じでした。
そして今回はなんと言ってもアニメ店長ですね。京アニの暴れる作画を見るのは久しぶりです。

・アニメ店長の元ネタはガイナックス制作
http://www.youtube.com/watch?v=nJ5PcrekxIE
・それを踏まえて今回のアニメ店長
http://www.youtube.com/watch?v=W5nO-ypKHIM&NR=1
・今までのヤマカン担当回
1話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/871
2話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/878
4話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/895
・この間の金田光回
8話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/929
ついでに7話:http://yaplog.jp/lucyman/archive/920

これを見ると、どこかしらガイナックスを意識してるのかなぁ、と思えてくるんですよねぇ。2話でのトップネタから今回へ、金田光から今回へと何かしら伏線になるものを置いてきてるのが引っかかるんですよね。思えばあの回も父親関連(家族関連)で、島本和彦っぽい濃さが出てたような。私はヤマカンは今石さんはあまり好みのタイプではないだろうなと思ってるんですが、今回の京アニ的な作画はそういう今のガイナに対して何か思うところがあるんじゃないかなぁ、と思うんですよね。対抗意識と見ればいいのかリスペクトと見ればいいのかはわかりませんが。カレカノなどをどう見てたのかなぁ。そういえば暴走作画の方向性はまるで違ってるな、ヤマカンと今石さんって。まあ、今回は脚本だけなんであんまりヤマカンを持ち出したらいけないのだけれども。



とにかく店長は凄かった。ジャンプしながらCGの背動。背動でCG使うのはもう京アニのお決まりみたいなもんですね。店長回転しながら叫ぶ直前のエフェクトがケレン味たっぷりそんでよっていくカメラワーク。空中での動きはもうワケワカメですよ。着地の際のエフェクトが京アニらしく枚数使ってて臨場感を出したいのかなぁと思いました。こうブワッと広がっていく感じが個人的には良かったかなぁ。実線っぽい感じがまた目を引くところ。大げさな煙はアドリブではなくコンテで指定されてそう。



なんかすごいことになってる(笑)
雷撃エフェクトなんか結構カッコよかったです。
背景が宇宙になってるのは例に習ってまた演出の好みでしょうか(笑)



らみかのところのキラキラ光らせてるエフェクトもまた演出さんの好みでしょうね。
らみかを綺麗に見せたいのも京アニらしい感じ。最後のアップで薔薇が出てくるのが印象的。これは7話でおしとやかな子、上品な子には薔薇が出るというのを伏線にしていると捉えてみるのも面白いと思います(7話のはマリみてのパロ)。薔薇が開くとこも細かくて豪華ですね。んでガイナ版の方はもっと暑苦しくなってますね。私はどっちも好きですがあえていうならガイナの方が好みかなぁ。ちなみに持ってるのは『涼宮ハルヒ5巻 限定版&通常版』。これは昨年の発売時期が11月だったので、その前後らへんという時系列とかけてるんでしょうね。そういう細かい所を考えてる点は流石だなぁ(笑)
見てて色彩がハーモニーっぽい感じでそういうところで濃さを狙っていたのかなぁ、と思ったんですが出来が良かったかといえばどうなんだろう、と首を捻る。ただ、こういうアプローチの仕方をするんだなぁ、と見てて楽しかったのが大きかったです。どうでもいいですが、『A』がいるなら『B』もいるのでしょうか。もしかしたら今度は父親が来て・・・、というネタ等が隠されているのかと妄想してしまいます。


今回、今まで出てきたパロが伏線として繋がってくるようで、ヤマカンが全体の構成を練っているのではないかと思えてしまったほど綺麗に収まるのでちょっとビックリです。母親の話などもそう。今後もヤマカン脚本回でこういった繋がりが見られるかもしれません。まあ、ここまでは脚本が既に上がっていたと見るべきなのかもしれませんが。まあ、なんだかんだで監督を降りてもヤマカンがもたらしている影響力は思った以上に大きいのだと思いました。もしかしたら最終回とか力の入った回でのヤマカン演出が見られるかもしれません。山本寛演出回があったら祭りの合図だと見ていいかな、と思います。

追記:そういえば濃い顔と言えば武本演出回で頭文字Dのパロがありましたね。あの辺から考えるとやっぱ武本監督の方がパロ狙ってるのかなぁ。うーん、どうなんだろう。ただ今回の話全体は今までのらき☆すたの脚本&演出が混ざりこんでいた感じだったとは思う。ケロロもそうだし。ヤマカン脚本&石立演出回はらき☆すたでも注意深く見る必要がありそうです。あと武本回。

まあ、憶測ですが(笑)

らき☆すた 9話 を語る

2007-06-05 02:42:28 | <らき☆すた>

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:吉岡忍 作画監督:池田晶子 作画監督補佐:高橋真梨子
原画:高橋真梨子 河浪栄作 内海紘子 佐藤達也 門脇未来

吉岡回は芸のないバストアップが多いと思うんだけど、今までは作品的にあんまり目立ってたなかったのかな。前回が遊んでたから今回はボリューム不足に感じました。派手な回、力の入った回でも無いのに作監補佐を置くのは珍しい気がする。動画から原画に上がった方もいるのでその辺も理由かな。今回はパロネタも少なかったけど、それは待田さんの脚本や演出にもよるのかな。一応宣伝は入っていたし、今回が本来のスタイルだと思った。1話のチョココロネの話みたいな。らっきーちゃんねるで一応口走らせていましたし、遊びが少ないのは演出の方の判断なんでしょうか。前回のむやみなパロを自重した結果なのかもしれないなぁ、と思ったり。


らき☆すた 8話 を語る

2007-05-29 01:47:25 | <らき☆すた>
絵コンテ・演出:高雄統子  作画監督:西屋太志
原画:米田光良 紫藤晃由 山田尚子 松尾祐輔 堀口悠紀子 西屋太志


高雄さんの初コンテ&西屋作監回。これでもか!というぐらい遊んでた演出が面白かった。やっぱ初コンテってのが利いたのかなぁ、作画も今までに無く遊んでいた気がします。体育祭とか表情の付け方にはあまり制約がなさそうだったなぁ。キョトンとした目が違ってきてるのはやっぱ担当者が違うから?堀口さんが総作監しながら原画を2話連続でやってるところをみると、やっぱ手が早い方なんだろうな。

Aパート。もう最初から飛ばしてる。まず京アニがよく使う繰り返しを使いながらテンポよく話が進んでいくのが良かった。ただ、こなたとかがみのやり取りが上手く飲み込めない感じだったのはあんまりよろしくないのではないかなぁ、と思いました。少々わかりづらい気がしました。大体こなた家のやり取りまではそこまで良いわけではなかった感じです。Bパートも本屋から自宅に移動したのが少々わかりづらかった気がしましたし、落ち度はあったんじゃないかなと思いました。

しかし、体育祭からは遊びまくってましたね。かがみのパン食い競争の枚数使ったところやかがみ&つかさを対比的に捉えてる走り、ゲームネタに、カット切り替え時の効果ととにかく色んなのぶち込んでみました!ってところが面白かった。とにかく面白いと思ったことを詰め込んでる感じが良いですなぁ。つかさの走ってるところはお化けいれたり腕の振り方なんかが結構面白かったです。堀口さんっぽい気がしました。

Bパートも良かった。かがみの長回し~笛練習、食堂でのやり取り、それにかがみたちの勉強。



顔立ちが大人びてるのは演出的な意味合いもあるんだろうなぁ。
ちょっと頬がむっちりした感じに特徴ありかな。例に習って作監の修正が結構入ってるんだろうか。



そんでコレ。何、この金田光っぽいものは!
十字光エフェクトに濃いこなた。それにほっぺのキュートの描き方。前回と同じ方なんでしょうか。モブが他のところと違って簡略されてるのがポイントかなぁ?うーん、濃いところとこなた万歳は違う方かもしれませんね。2話の西屋回でも濃いところは見られたんで松尾さんか西屋さんなんでしょうかね。いやー、しかしまさかって感じ。エフェクトで遊んでたなぁ。良いものかどうかは別だけど。珍しがってるだけ。でもやっぱそういうのは見てて楽しいです。個人的に特効使いすぎな気がしましたけど。
しかし、1話などに比べるとだいぶ原画マン減りましたねぇ。ローテが安定してきてるんだろうか。

次の高雄演出回が楽しみだなぁ。