四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

早春の岸和田城

2011-02-07 11:05:01 | お出かけ
昨日、とんぼ池公園に行き、いつもはこの広~い公園を
のんびりゆっくり散策するのだが、この日は水仙だけを見て、
早々に引き揚げる。
そして次に向かったのは岸和田城。初めての訪問だ。

1969年に復興されたという城門をくぐる。


天守閣は1954年に復興。


築城は定かではないが、豊臣秀吉が根来、雑賀衆攻めの際、この城に入ったこともあるという。
その後、江戸時代には松平家が二代、そして1640年岡部宣勝(徳川家康の妹の子)が入封し、
明治の藩籍奉還まで岡部氏が13代にわたって治めたということだ。

天守閣から東の展望。
すぐ下は岸和田高校。その向こうには和泉葛城山が見えるらしいのだが
この日は春霞と言うのだろうか…視界はよくない。


西側には大阪湾から淡路島、明石大橋なども見えるはずなのだが…


天守閣の前には「八陣の庭」と名付けられた岩と砂で表現された庭。


これは昭和の庭園設計の第一人者、重森三玲氏の作。
有名な東福寺の方丈庭園や大阪城豊國神社の庭を造られた方だ。
上から見ることを意識して作られているようだ。

二月だと言うのにまったく寒さを感じない陽気に
天守閣からの眺望もゆっくり味わうことができた。
濠の回りには桜の木も多く、お花見の頃は大いに賑わうのだろう。

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2 コメント

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岸和田城 (スターアニス)
2011-02-07 13:22:11
岸和田城・・・名前は知っていたのですが初めて見ました。
綺麗な城ですね。天守閣からの眺望・・・霞んで残念でしたね。
桜の頃も見応えありそうですね。
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元は五層だったらしいですが… (hetappy)
2011-02-08 10:04:58
いつもとんぼ池公園に行っても、そこで時間を使ってしまって、
こちらまでは私も初めて行きました。
1827年に落雷で焼失してから、建てられてなかったようですが、
戦後、岸和田のシンボルとして、市民の浄財などで復興されたとのことです。

どんな所にも歴史はあって、「知る」ってことはやはり楽しいですね。
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