目の前の1勝も大切だが長期ビジョンを。

2007年06月05日 | ヤンキース
ファンとは言うのはとことん応援するのもそうだが不甲斐ない一面に落胆するのもファンである。今年は異常な寒さに見まわれたが、それはどこも一緒。DL入りや不安を抱えてのスタートだったが、ヤンキースがこれだけ離されるとは予想もしていなかった。長いシーズンいろいろあるにせよ6月でこのゲーム差は焦りすら感じる。「大丈夫」「前向きに」と思う気持ちは大切だが選手もベンチにいる表情は、それが伝わってこない。まあニコニコしていることも出来ない。でも「楽しむ」って大切なことだ。
ビジネスも今日やらなければいけない仕事、1カ月、3カ月、半年、1年、3年・・・と長期のビジョン計画を立てるものだ。当然MLBの世界もスポーツビジネスだが、2,000年からリングをゲット出来ないということは、少なくとも6年間のビジョンに狂いが生じた結果だ。大物やスター選手が居ても勝てない「ベースボール」
残り107試合もあると言うが、この107試合をどう戦うか?のビジョンをヤンキースは持っているのだろうか?俺は松井が2,000本安打を達成した日にオーナー席からクレメンス復帰が伝えられ大騒ぎになった。本当は今日のホワイトソックスに登板予定が古傷の痛みで回避し土曜のピッツバーグ戦が濃厚らしい。この107試合で中4日空けて登板したとしてせいぜい21~22試合。そこで15勝出来るとは思えない。遠征は帯同しないと囁かれチームの士気は上がったのか?下がったのか?その10数勝の為に彼が喉から手が出る程欲しかったのだろうか?ジーターがメールをしたり、いろいろとシーズンオフから接触していたなら開幕からピンストライプに袖を通して欲しかった。王、ムース、ペティットがいいピッチングをしてきたここ数試合、後半で加点が出来なかったりセットアッパーが不安定で勝ち星がつかなかったゲームが多かった。1勝の大切さと残り107試合に誰が何をすべきか?とことん見届けてみる。