ジョニー!!その肩と守備でセンターは無理だよ。

2007年06月14日 | ヤンキース
センターは外野の要。
右に左にそして前へ後ろへとその守備範囲は広く、強肩も求められる。大体デーモンが弱肩として有名で、こんなのはカンザス時代からだ。捕球の仕方も小・中学生なら両手で捕る堅実さだがメジャーの世界というよりプロならあれは動作を遅くさせる。落下位置が分かれば少し後ろから助走して投げるのはセオリーであり、捕手、投手と一直線に結ばれるセンターは難しい反面、見えないものが見えると面白さを実感するプレーヤーは多い。挙げたらキリがないが、バーノン・ウェルズ(TOR)カルロス・ベルトラン(NYM)アンドリュー・ジョーンズ(ATL)トリー・ハンター(MIN)そしてイチロー(SEA)だ。このメンバーとデーモンは、比較対象にならない。トーリ監督も週に1~2回は守備機会を設けるというが、その真意は俺に理解出来ない。デーモンのあの片手のシュアなバッティングとリードオフマンとして1番に固定する「打の選手」なら頷ける。でも、満身創痍で要のセンターを守らせる。ここはカブレーラと前々から言っている。足もあり、肩も強いし、スイッチでもある。これでジオンビー、ミンケイビッチが帰ってくればファーストコンバート説も危うい。良い選手で人格者なのは分かる。ただ高い年俸で、守備機会がないと言うのはいかがなものか?かと言って守るとこがあるとも思えない。当面DH起用が無難。ジオンビーも全盛期の勢いがなく、ステロイド問題で精神的にも不安定だ。8連勝という明るい話題の中に様々な案件はあるにせよ、デーモンセンターには納得いかない。首脳陣だって知っているし、ジーターの表情からもプレー中見られる。大事なポジションだけにもう一度トーリ監督考えてみてください。