携帯電話よ、どこへ行く?

2006年12月12日 | 独り言
携帯電話が普及し進化し続け、番号ポータビリティ制度も導入され携帯各社も「携帯戦国時代」を向えているが、一社抜きに出た感はあるがまだこの先、分からない。
先日、長年利用した俺の携帯も機種変をした。俺は電話、メール程度でいい人間なのでゲームにTV、ナビに音楽とかはあまり興味がない。あれば使ってもそれだけ高い請求書を見たくないのもある。
それでまあいろいろとアプリがあり取説見ても、無料ならいいけれど・・・とついついケチってしまう。便利でいいが、その多種多様な機能は混乱する人も多いがそれに見合った機種は出ている。ご高齢者や最近の痛ましい事件により子供が持っていれば安心。ただ使い慣れると、また進化し新機種が欲しいと言う人も中にはいる。PCの場合、例えばワード、エクセルが分からないと言えば大抵メーカーが違ってもそれなりのスキルならある程度説明出来ても携帯はキャリア、メーカー、また同一メーカーでも説明困難で実際のショップの人も「しどろもどろ」になり会社の新製品とスタッフのスキルが並行に進まない感がある。ここでいくつか気になった。それは小学校の子供が月3万円使用していると身近な方から聞き何度注意しても止めず、ようやくお父さんの雷が落ちて限度額が決まったらしい。またこれはあるショップに行ったが60過ぎの男性がしきりに同じ質問をして世間話に話題は展開し、俺も待たされ、次々にお客は帰って行く。カウンターの若い女性も必死だった。お客様はあなただけではない。個人講座ならパソコン教室みたいにしたらいいと思った。みんな周囲はイライラしていた。それと、何かに遅刻、休むがメールしたとか電話したとかで逆ギレされて「ちゃんと連絡したと開き直る人間がいる」会社では上司に「なんのための携帯だと」怒鳴られ、着信音恐怖症で心の病も引き起こす。また夫婦、恋愛関係にある恋人はその携帯の履歴を見る人もいる。そんなに疑っているのかな?
Simple is Bestがいいと思うのは俺だけだろうか?
海外に長期滞在して居た時ブロートバンドも携帯も普及していなく、多くの友達、家族、親戚等から、とてもたくさんの「手紙」を貰った。それをたまに読み返すとみんな筆跡は違うし、励ましだったり、日本にいる友達の近況を教えてくれたりと宝物である。メールは確かに海外や長距離にいる人とは便利だ。ただどこまでを便利の範疇にするか人それぞれだが、インタラクティブな世界でも相手ありきを俺も含めて考え直す時代だとも思う。時代は流れても、そのちょっとした気遣いと相手のライフスタイルを考えることが出来ればこんな便利なものはないだろう。