桑田よ!!来年ダメなら引退覚悟だ。

2005年10月29日 | 野球
桑田が推定1億4,700万円で来季の契約更改をした。野球ファンであれば巨人ファンでも桑田は限界だと思った人は多いはず。彼が初めて1年生エースとして甲子園で見た時「こんな16歳がいるのか!?」と思った。内角につく速球に制球力のいいコントロール、落差のあるカーブ。PLはこの投手がいる限り甲子園に彼が3年の夏まで絶対来ると思っていた。それは見事に的中し巨人のエース番号「18」をつける。期待通りの活躍は80年代後半から90年代半ば迄巨人の投手の柱として活躍した。「投げる不動産王」という皮肉めいた言葉も世間に浸透した。1997年に清原がFAで入団しK.Kコンビの復活でまた世間は賑わった。ただあの成績では「桑田はもう終わった、終わっている」と思った。200勝は投手の栄誉だがそれを目標にしていると彼は言っているが後28勝は正直厳しい。でも彼の身体のケアは凄い、精神修行も怠らず、少年野球チームを持ち指導もしている。「永遠の野球小僧」だと思う。1995年バントのフライ処理で右肘の故障。ジョーブ博士に手術を依頼。懸命なリハビリ、桑田ロードの走りこみは復活の二文字しかなかった。怪我から復帰後脱帽しマウンドに肘をあてる。俺はこんな風に感じた。「野球の神様、家族、先生、そして何よりもファンの方へまた投げれるチャンスを与えて下さり有難うございます。一生懸命野球道に精進していきます」と。ただ桑田はその後も苦難の道は続いた。誰しも桑田は終わった、コーチや指導側に向いていると言う。でも桑田はまた来季マウンドへエース番号18をつけてマウンドに上がる。打っても、守ってもの逸材は光輝くのか?若返りを図る原巨人とは言え、ベテランの味を原だって知っている。昨日の契約にファンからも「エーまだやるの桑田」と思わせず来季の時点で「今年は桑田復活したな」と言わせて欲しい。僕は君の野球に打ち込む全身全霊の姿が好きですから。