ロケットの最終章はどこのチーム?

2005年05月11日 | 野球
ロジャー・クレメンス。42歳
9日のマーリンズ戦で歴代単独9位となる通算330勝目をマークした。

現役引退を撤回して臨んだ22年目のシーズン。
ここまで防御率1.10はリーグ2位と全く衰えを知らない。ただチームは借金7。
ここにきてトレードでのヤンキース復帰説が浮上。果たしてロケットはどこで
“現役最終章”を迎えるのか?

この移籍にチームは否定しているし、クレメンスはそもそも地元テキサスで家族の近いところで
最後を迎えたいとアストロズを選んだはず。
ただ偉大なクレメンスだけに地元の中には低迷しているアストロズでは最終章にふさわしくないチーム
だと言う声も多いようだ。

しかし、ヤンキースも低迷中。今日勝って4連勝と借金を返しつつも楽しい楽しい
貯金生活にはまだ先である。首位から7ゲーム差。かたやアストロズは最下位の8ゲーム差。

ヤンキースで最終章と髭を剃ってヤンキースタジアムからファンに最後の勇姿を見せて
スタンディングオベーションで手を振ったクレメンスがヤ軍に帰って来れるのか?

戻ればそれなりの働きをしてくれるだろうがメジャーの世界はどうもワカラン。
どちらにしても今年が最後となっても彼のメジャー生活の実績は誰しもが認めているわけだし
例え今年リングがもらえず引退したとしても悔いはないとは思う。

ただアメリカ人はそうは行かない演出好き国家。
まあヤンキースで彼がパワーピッチングで勝利を量産しワールドシリーズで左のランディ右のクレメンス
松井のホームランで優勝となればファンとしては最高だがまだ先の話だし。
大体クレメンスが来るかどうかは神のみぞ知るといったところだろうか?