二日目、7時40分芭蕉の館に立ち寄る。残念ながら時間が早過ぎて館内の見学はできなかった。この時期体調を崩していた曾良はここで養生のため伊勢長島に向かい、江戸深川より共に歩いてきた芭蕉と弟子の曾良は別れることになる。その時に詠まれた句が
行(ゆき)ゆきて たおれ伏すとも 萩の原 曾良
今日よりや 書付(かきつけ)消さん 笠の露 芭蕉
その二人の別れの像が入口にある。
二日目、7時40分芭蕉の館に立ち寄る。残念ながら時間が早過ぎて館内の見学はできなかった。この時期体調を崩していた曾良はここで養生のため伊勢長島に向かい、江戸深川より共に歩いてきた芭蕉と弟子の曾良は別れることになる。その時に詠まれた句が
行(ゆき)ゆきて たおれ伏すとも 萩の原 曾良
今日よりや 書付(かきつけ)消さん 笠の露 芭蕉
その二人の別れの像が入口にある。
初日、15時19分今日の泊り山中温泉に入る。まずはその芭蕉が歩いたという鶴仙渓(かくせんけい)に向かい黒谷橋から「あやとりはし」までの部分を歩いてみる。芭蕉はこの地で8泊もの滞在をしたという。よほど歓待されたのか、はたまた居心地が良かったのか。当地では芭蕉は6句残しているその中の1句。
山中や菊は たおらじ 湯のにほひ 芭蕉
画像は川鵜です。しばらく見なかったのですが久しぶりに戻ってきました。群れをなして、多いときには三桁の数で一斉に川を上っていきます。その食欲たるや見ているだけで圧倒されます。まこと歓迎されざる来訪者、というよりも川を生業とする漁業者にとってははなはだ迷惑な侵入者です。