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2日目、炎天下を南下し、滋賀県との県境手前にある民芸茶屋 孫兵衛に立ち寄る。ここには奥の細道原本2冊のうちの1冊が芭蕉死後弟子の向井去来を経るなどして西村孫兵衛に渡り、現在素龍清書本(西村本)として当西村家に所蔵(国の重要文化財)されている。実物は見れなかったが店内のショーウインドウの中にレプリカが展示されていた。通りの向かい側に母屋がありその庭に芭蕉の句碑がある。
松風の落葉か水の音涼し (まつかぜの おちばかみずの おとすずし)
一休みした後、引き続き街道を南下し塩津浜の琵琶湖畔に出る。そのまま進み長いトンネルの手前で山越えに入る。1時間半かけて湖畔の飯浦に出、塩津街道を直進して今日の泊りの木ノ本に到着。