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溜まっていた諸々がようやく片付いてきました。奥の細道歩き回顧編もいよいよ最終回です。7月11日敦賀にやってきました。10ヶ月ぶりです。この間、2011年3月11日の東日本大震災で中断の止むなきに至り、ぽっかり穴の開いた宮城県松島から岩手県平泉を経て宮城県の岩出山に至るルートを埋め、江戸(東京)深川から敦賀までを一本に繋げました。松尾芭蕉の奥の細道600里も最終の地大垣まで残りわずか、いよいよ最後のひと歩き、脚にも力が入ります。それにしても暑い!この日は最高気温が35℃、早い梅雨明け後の厳しい暑さの下での出発となりました。
画像は初日訪れた氣比神宮の高さ11mの大鳥居です。この鳥居は春日大社、厳島神社と共に日本三大木造大鳥居として重要文化財に指定されており、鳥居をくぐった右手に芭蕉像と句碑があり、句碑には次の句が刻まれています。
月清し遊行のもてる砂の上 (つききよし ゆぎょうのもてる すなのうえ)
十五夜の前日、冴えわたる月夜と遊行上人と参道の真砂を想い描いたのでしょうか。