Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

魚と野菜 de ミルフィーユ

2006年08月23日 | おいしいもの
 今日の晩ごはん、冷蔵庫にあったもので作ったにしてはおいしかったので、ちょっとご紹介。

材料:
サーモン(皮なしの冷凍ものを使ったけど、鱈とか白身魚でもいけるかも)
ズッキーニ
なす
ディル(乾燥でもo.k.。でも今日は生を使用)
モツァレラチーズ(水に浮いてる、生のやつ)
塩(おいしいやつ)
こしょう
オリーブ油

1、サーモンは横にスライスして2枚にする。塩こしょうをふっておく。
2、野菜とチーズも薄く輪切りし水にさらしておく。
3、耐熱皿にアルミホイルを敷き(後で全体を包むので大きめに)、サーモン、なす、ズッキーニ、塩こしょう、チーズ、ディル、ズッキーニ、なす、塩こしょうサーモンという具合に重ねていく。
4、一番上にもディルを載せ、オリーブオイルをかけて、アルミホイルで包んでオーブン(200℃くらい)へ。
5、熱々のうちにフレッシュクリーム(熱で溶けてソースになる)を載せて召し上がれ!

 めちゃめちゃ簡単でシンプルですが、おいしかったですよ。モツァレラチーズがとろけていいあんばいです。

*本日の付け添え
生にんじんのおろし?(Riveという荒いおろし金のようなのでおろしたもの)とフジりんごのサラダ
新じゃが

Mentor

2006年08月22日 | デンナースへの道
 今日午前中、看護学校の先生と個人面談をしてきました。というのも、Mentorという外国人看護学生一人一人につく、相談&指導者を決めるために、私自身のこととどんなMentorを希望するか、というインタビューを受けるためです。

 EU以外からの外国人ナースとして、普通のデン語や専門用語をはじめ、看護セオリーや法律、デンマーク社会のこと、文化や伝統などなど様々な違いで戸惑うことは多く、もちろん学校の先生達も相談にのってくれるのですが、もっと身近に、もっと気軽に話せる相談相手が居た方がいいのではないか、ということでこのMentorシステムが作られたそうです。

 Mentorは看護学生相手の指導、カウンセリングを行うための専門的な教育を受けており、Mentor自身も病棟勤務をしつつ、学生のサポートをしていきます。日本で一般的なプリセプター(だいたい臨床経験3~5年目のその病棟ナースで、1年目のナースについて指導&相談にのる指導者。プリセプターの上にはさらに経験が上の教育係がつく)とはちょっと異なり、mentorは場合によってまったく違う病院、病棟にいるため、実習先の病棟で言えないようなこと、人間関係などでも相談にのってくれます。

 実習をする病棟には病棟の指導者、教育係もいるのですが、もしもその人と合わない、その人も病棟の1スタッフとして働いているので、聞きたいことがすぐに聞けない、ましてや人間関係でのことなどなかなか相談もできないので、このMentorシステムはとてもいいと思います。学生としても、その半年の実習がいわばデンナースになれるかどうかの試験(半年後に病棟教育係、師長、病院側がo.k.をだせば、デンナースの免許を発行する、というデン厚生省の設けた実習)なわけで、そういう状況ではもしかしたら言いたいことも言えない、という可能性もあると思うし。

 そんなわけで面談をしたのですが、まず私がなぜデンマークへ来たのかという背景や、自分自身の思う性格のほか、休日の過ごし方や趣味、家族や友達のこと、そしてMentorはどんな性格の人がいいか、なども聞かれました。なるべく性格が合って気持ちよくあれこれ相談できる人であるように、との配慮、すばらしいです。
 で、休日の過ごし方とか「お酒ですね」とはさすがに言えなかったので、「散歩したり、料理を作って友達とヒュゲリに過ごすのが好きです」と無難に伝えました。本当は「飲み友達になって一緒に愚痴を言いつつクダまけるような人がいいです!」と言いたかったけど…。そして「シャイなので(誰が?)明るくて面白い人がいいです」とも伝えておきました。さあ、どんな人が私のMentorになってくれるのでしょう。若いねーさんか、おばちゃんか、男性看護師か、ドキドキです。

独身貴族。

2006年08月22日 | わたくしごと
 今日、ふと看護学校のクラス内で話題になったのですが、なんと…

子供がいないどころか、結婚もしていないのは私だけでした!!

 え~!?ていうかあのマシンガンエンドレス(しかも一人三文芝居)トークのボスニア人でも(失礼…)子供いるって…(父はいない)!唯一、クラス内で年が近いと思われる33才のタイ人女性も双子ちゃんの母です。ちょっとちょっとー!アフターファイブに飲み会は?みんなで街に(どこ?)くり出すってのは?ないの?ないのー?!がっくし。

 休憩時間も「子供は何時間で産まれて、何キロだった」とか「予防接種は、保育園はどうしてる?」とかそんな話題でもちきりです。私が話の流れを変えようと、「昔、まだ豚のインシュリンしかなかった時代、イスラムのインシュリン依存糖尿病の人はどうやってたの?」とイラン人に質問したところ、あっさり「内服でしょ」で終わってしまいました…。あ、そうか…。

 あああーーつまんないの~~~。デン語もわかんないし、先生が「はい、これはなんでしょう」と聞くとみんなが一斉にかぶってしゃべり出すので余計にわかんないし。早く実習にでたいな~。でもこの状態で実習にでるのも恐ろしいしなあ…。

 そういうわけで、引き続き飲み友達募集中です。相変わらず貧乏なので、外で派手に飲み歩くことも、がぼがぼとデン人のように飲むことも出来ませんが、でもおしゃべりをつまみに、一緒にしっぽり飲んでくれる人、いないかなああ。
 これまで飲み友達としてお付き合いいただいている方々も、どうぞ今後も引き続きよろしくお願いいたします。あたいのこと忘れないで~!

またしても困ったちゃん登場。

2006年08月21日 | デンマークの老人ホーム
 人生、そうそういい人とばかり巡り会えるものではないもので。でもなんだか私、行く先々で困ったちゃんに出会うなあ、と思うこの頃です。

 今回の困ったちゃんは(シリーズ化?)、老人ホームバイトの同僚です。

 アフリカの某国よりやってきた彼女、とにかく仕事はいかに楽して稼ぐか、とでも思っているようで、隙あらばさぼろうとします。まわりが忙しくお年寄りのお世話で回っているころ、そういえば彼女の姿が見えない…と痴呆の方の部屋をのぞくと、痴呆のおばあさん放ったらかしでおばあさんの雑誌を読んでいたり、TVを観ていたり。
 「週末は時給2倍なんだって!」と、威勢良く休日勤務を申し出たものの、土曜日は時給2倍ではないと判明したためか、直前になって友達のお葬式?のため土曜日は来れないと。そのため私が急遽彼女の穴埋めとして勤務することになったのですが、後で聞いたところ、その友達の葬式はアフリカで行われていると。アフリカへ向けて1日お祈りでもするのでしょうか…?昨日も彼女は出勤の予定だったのですが、朝突然彼女のなぜか母親から電話があり、彼女の2才の娘が病気なので来れないと。子供の病気は仕方ないとしても、なんで自分で電話しないのでしょう?
 仕事も実にマイペースで、あまり制限時間とか気にしないし、言われていないこと以外は全くやらないとか(気付いていても)、なぜか一人私服で働いていたりとか(ひらひらのロングスカートで来た時もある)、仕事中に携帯で話していたりとか、勤務態度の悪さは、他のスタッフにも徐々に広まっているようです。
 
 そんな彼女、私が来る2ヶ月ほど前から勤め始めたようで、私も初めは彼女に色々質問していたのですが、彼女に聞いたことをやって他の人に「違う」と言われることがたびたびあったりで、もう信用すまいと心に誓ったのですが、ご親切に「あなた食事介助はこうするのよ」とお手本を見せてくれたり(開けてもいない口に食べ物をべちょべちょ付ける)、お年寄りがリラックスできるようにとわざと工夫していることも、「それは後で私達がめんどくさい」と切り捨ててくれます。なんだかとっても、私に対しての「まったくしょうがないわね、わかってないんだから」なオーラがプンプン漂ってきます。

 前にも彼女が、お年寄りのお下を洗う時に使ったゴム手袋をしたままあちこち触っているので、「汚い!」と注意すると、「そうなの、だから手袋してるの」と、わけわからんちんなことを述べ、「汚染された手であちこち触るとすべて汚染されるでしょ?」と説明するも、「だから汚いから手袋してるのよ」と一向に話が通じません。自分の手さえ綺麗ならそれでいいようで、お年寄りのお下を洗って、そのままの手袋でお年寄りの顔にクリームを塗り、またその手袋でドアノブやらリフトやらを触るのです。勘弁してよ…。しかもその注意の後、他の同僚も交えてどの位日本でナースとして働いていたか、という話をしていた時、彼女「でもデンマークでは働いたことないんでしょ」とかーなーり挑戦的な発言。ええ、働いたことありませんが、なにか?

 別に彼女が私のことをどう思おうといいのですが、ただどうしても許せないのが、お年寄りに対する振る舞い、言動です。お年寄りが何か訴えようとしても聞き入れない、「Hva'?!(何?!)」と怒鳴りつけるように聞き返す、大きな声で畳み掛けるようにお年寄りの言い分を押さえつける、などなど。
 確かにお年寄りも痴呆があったり、時にはすごく神経質だったりで、訴えを聞く方も忍耐力が必要ですが、でもそんなブチ切れな対応は言語道断です。しかも聞き取れないのは、8年もデンマークにいるというのに私とほぼ同程度の彼女のデン語力のせいでもあるのだから、もっと謙虚になれよ!と。どうしても聞き取れないんだったら、他のスタッフに「私どうしても聞き取れないんですけど、ちょっと彼女が何を言いたいのか聞いてもらえます?」とか聞けばいいのに。

 そして今日、そんな彼女がまたもや許しがたい暴挙にでました。
 お年寄りの中に一人、ちょっと神経質で皮肉屋なKさんという方がいて、時々私もカッチーンと来ることを言われてつい「明日にならなければわからないんですってば!」と声のトーンが高くなることもあるのですが、でもその方は言われたことを一つ一つやっていれば「どうもありがとう」ときちんと言ってくれる、律儀な人です。ものすごい皮肉を言いつつも、リスペクトを欠いたような外れたことは言わないし、難しいけど嫌いになれない人です。
 今日私がそのKさんの部屋で、フランス語のTVチャンネルをどうしたら観れるのか手伝っていると、例の彼女が来て何を思ったのか突然英語で「あら、どうしてアメリカのポップスTVを観ないの?」とKさんに話しかけてきました。その話しかけ方もなにやら挑発的で、そのKさんの顔をからかうように覗き込んで、同じことを繰り返し言うのです。Kさんも強い口調で「あんなバカな番組は観たくない!」と英語で答えたのですが、それにアフリカの彼女、なぜか激昂!!なんだか自分のことをバカと言われたと勘違いしたらしく、「私のことを二度とバカだなんて呼ぶな!いいかわかったか!」とわめき出しました。
 ちょっとちょっと、いい加減にしなさい!と止めに入ったのですが、こちらの言うことなどまるで耳に入らないようで、ひたすら「私はバカじゃない!」とわめいています(この時点でバカ丸出し)。Kさんはと言うと、わめく彼女を一切無視、私がフランス語チャンネルをみつけると「これよこれ!メルスィヴォク~!」とにっこり。
 部屋を出た後、アフリカの彼女は「あの人は時々すごく悪いことを言うから、そうしたら”そんなこと私に向かって言ってはいけない”と怒っていいのよ!そうしないと彼女止めないんだから!」と私に助言してくれたのですが、「あなたにしかバカなんて言わないんじゃない?」と言いたいところをぐっと我慢。
 彼女、いつもお年寄りのモーニングケアの時に、個室なこと、お年寄りが何も言わないのをいいことに、TVやラジオを自分好みのポップス系にしてご機嫌に仕事をしているのですが、たぶん同じことをKさんのところでもやったんじゃないかと。そしてKさんを怒らせ、なにかきつい一言を受け、それに逆ギレし、また挑発に来たのではないかと。

 でも今回どあほうな彼女の言動もむかつくけど、咄嗟に「Kさんはあなたのことバカだなんて言ってないでしょ?!あなたもあなたでもう少し丁寧に話しなさい!」と注意すること、Kさんをちゃんとかばってあげられなかったことが悔しいです。どうも私はこういう時頭の回転が遅くて、すべてが過ぎ去った頃になって一人悶々としてしまいます。

 私は基本的に週末勤務のみなので、日曜出勤大好きな彼女と一緒に働く可能性が高く、ああ、うんざり、です。でも今回のことで私の中に「彼女からお年寄りを守ろう委員会」が発足されたので、パトロール&取り締まりを強化していきたいと思います。

母と糖尿病。

2006年08月21日 | わたくしごと
 今日、老人ホームの帰り、母から久しぶりに電話がありました。最近学校が始まったりでちょっとバタバタしていたし、なんか電話をしようと思うと時差の関係でできなかったり、ついつい連絡が遠のいていたのですが、久々の母はまたもや鬱でどん底でした。

 ちょうど1ヶ月ほど前から、ついに母もインシュリンの自己注射を始め、内服と違って効き目ダイレクトなので、自己注射&管理の手技さえ覚えれば、ちょっとは身体も楽になってくるかな、血糖が落ち着いて来ることで精神面も落ち着いてくるかな、と期待していたのですが、日に3回打っていても高血糖がなかなか改善されず、むしろ上がってきているようです。どういうこと??最近の検診では、空腹時血糖380ml/g(正常80~110)、HbA1c12%(過去約2ヶ月間の平均的な血糖値を表す。6.5%以下が正常)という、恐ろしい数値です。
 最近急激に、というわけではないのですが、ここ3年の間に60kgはあったと思われる体重も40kgにまでなりました。母的には体重減少や筋肉が落ちていくことなど、目に見える変化に「もうだめかもしれない…」と相当参っているようです。一応、一般的ながん検診(子宮、胃、大腸)は受けていて今のところ異常はみられていないのですが、膵臓などその辺は調べていないし、ここのところの急激な血糖上昇もあり、心配です…。(インシュリンを始める2~3ヶ月前までは、内服だけでもHbA1c8%くらいで留まっていたし、空腹時でも250を超えることはなかった)

 鬱になってからの母の口癖ですが、「なんでだろう?」「どうなっちゃうんだろう?」と百万回繰り返しており、今まではデータ的に「決して良くはないけど、そこまで悪くはないよ。」とか、体重を気にすることにも「閉経してるし、もう60なんだし、そりゃー減るよ。今もまだ60kgとかあった方が心疾患とか危いって。」などと話していたのですが、今回の電話ではさすがに楽観的なことは言えず…。

 仕事も、体重減少による体力低下と、鬱に左右され辞めてみたり、でもワーカホリック(仕事をせずにいると焦燥感で鬱がますますひどくなる困り者)なので結局また他のところで働いてみたり、でもまたそこも辞めて元の職場へ戻ったり、を何回か続けています。60才過ぎでも職場も受け入れてくれるだけ、まだ幸いというか、なんと言うか。でもそれも時間の問題でしょう。このワーカホリックについても問題になっているところです。

 こうして離れているので、母がどんな風に生活しているか、インシュリンもちゃんと打てているのかわからないし、電話では言わないけど他になにか症状があるのかどうかもわからないし、母の主治医もなんだかすっきりしない(見た目も)外勤の先生で、なんだか頼りないです。もしも膵臓がんとかだったら…なんて思うと、帰国も現実味を帯びてきます。もしかしたら思い切って検査、血糖観察のため1週間でも入院した方が、非常に安心なのですが。

 でも幸いなことに、母が通っている病院は私が昔働いていた病院で、もし糖尿病で入院するようなことがあったら、まさに私が働いていた糖尿病教育入院など行っている病棟です。そこはスタッフの半数近くが西東京糖尿病療養指導士(私もその病棟での経験があってこの資格がとれた)の認定を受けており、私の同期やかなり尊敬する先輩達もいます。けっこうアットホームな病院だし、母も私が働いていたことで、知り合いもいるので安心でしょうし。

 とりあえず次回の検診結果をみて(今回インスリン量も増量となったので)、もしまだ症状が改善されないようなら入院を説得してみようと思います。


専門用語。

2006年08月18日 | デン語習得の道
 看護学校が始まって、明日で1週間です。といっても今のところ週2回しか授業ないんですけどね。

 で、さっそく医療デンマーク語でひーひー言ってるわけですが、始まって早々行き詰まり気味です。と、いうのもラテン語ではない、純日本語の医療用語しか知らない日本人の私として、専門用語がいちいちいちいちわからない!!

門脈って?!ランゲルハンス島って(最後にデン語で島ってつければいいのか?)?!下大静脈(動脈)って?!髄液ってなんて言うの~~~!!!!????
あとhomoeopatiって?!biopatiって(マクロビ?)?!zoneterapiって(ツボ療法?)?!普通のデンー英辞書にも載ってないっすよ?!

英語で調べようと思っても、普通の和英では載ってません。さすがにここまで専門用語となってくるとヨナスに聞いてもわかりません。

 これはもう、あれを購入するしかなさそうです。デン語医療用語辞典。定価約7000円。大した額でもないんですが、収入なし状態の今の私にはけっこうな額です。しかも!それを買ったところで、それを訳すための医療用語英和辞典も必要です。そしてそれはデンマークではもちろん買えません。ああ!なんでこの前帰った時に買っておかなかったんだろう!こうなることは目に見えてたじゃん!!
 とはいえまあ、和英に関してはネットもあるのでなんとかならないこともないので、12月のデン厚生省の実習までにどうにかしようとは思いますが。(アマゾンという便利なものもあるしね)

 でもラテン語、デン語、英語、やはりルーツが同じラテン語ということで、とりあえず和英でラテン語を引いてみるとヒットすることも多いので助かります。中にはオリジナルデン語医療用語もあるので、まったく面倒なのですが…。大人しくすべてラテン語に従っていればいいものを…。

 でも今のところ勉強はすごく楽しいです。懐かしいと言うか、やっぱりあらかじめある知識の中で言語の勉強をしていくというのは、わけわかんない、いつ使うかもよくわからない単語をひたすら覚えるより、ずっと楽で面白いです(いつまでそれが続くかわからないけど)。ああでも医学の基本中の基本、解剖生理学をだいぶ忘れていっているのは、これまた問題ですが…。脾臓の機能って赤血球分解以外になんだっけ…??

 そんなわけで、実習までの4ヶ月間、普通の辞書だけでもとりあえずがんばります(想像力フル活用)。

下着購入秘話。

2006年08月17日 | デンマーク人って
 以前、ヨナスからお祝いで白い下着をもらったのですが、先日ふとした話から、彼がどのように下着購入をしたかの話題になりました。

 彼曰く、サイズなどわからなかったので私の下着を引き出しから持ち出し、それを某下着店の店員に見せてサイズを教えてもらったのだと…。

 信じられない~~~~!!!!わ、私のオンボロ下着コレクションの中から、糸がほつれてびよーんとかでてるような下着を、しかも下着店の店員の若いネーちゃんに見せただなんて…。恥ずかしいー!!

 まあ、私は顔を見られていないわけですが、ヨナスもヨナスで、よくそんなことをできたものだと、驚きを通り越して尊敬すらします(おんぼろ下着を持った、これまたヨレヨレの男が女性下着店にやって来るんですよ?店員は一体どんな顔をしたんだろう…)。同じことを私ができるかと言ったら、絶対できません。たとえそこに大きな愛があったとしても…。

 でも確かにデンマーク、女性下着店にいる時に男性の姿をみかけます。おしゃれ下着店でなら、最近の日本でもカップルなど見かけることもありますが、でもデンマークでは一人であれこれ品定めをしている男性をみかけるので、敷居が低いと言うか、オープンというか、自由だなあと。

 とりあえず、この先もこういった不測の事態にも動じないために、本当におんぼろの下着は奥の方に隠しておきたいと思います。(ていうか捨てろって?)

た、宝が届いた!

2006年08月17日 | おいしいもの
 デンマークで、日本で、大変お世話になったわたなべ家から、また小包が届きました!!以前にもこの食環境の厳しいデンマークで非常~~~~にありがたい、ラーメン(しかも名店の生タイプ!)や宮きしめん、おつまみ類をわんさかと送ってくださり、今年の例年より長~く暗~かった冬も温かく乗り切れたのも、すべてわたなべ家のお陰でした。

 今回もメールで「何か欲しいものは?」と連絡して下さり、さすがにこの前の帰省で名古屋訪問した時にも、さんざんごちそう&お世話になり、「もう気にしないで下さい!」とお返事していたのですが、それから音沙汰なく2週間弱、本日またもや激ナイスな、私の好みど真ん中なチョイスの品物がどかんと届きました。はっきり言って、宝くじで20万円当たったくらいうれしいです。

 しかも食べ物だけではなく、私が前にお願いしていたNHKの「世界遺産」や、お笑い関係に「ぽかぽか地球家族デンマーク編」、その他ドラマなど、涙もんの録画DVDもたくさん入っていました。うれしいいいいいい!!!!

 1年間、色々不自由なことも多かったデンマークで、2人のお子さん連れで生活していたわたなべさん夫妻、この国でなにが必要か、どんなものが恋しくなるかを知り尽くされています。そんなわたなべ夫妻のチョイスは一切の無駄なものがなく、一品一品すべてがうれしい、ありがたいものです。しかもグルメであるばかりでなくお酒好きなので、もう、私にとって何よりなものが…。

 本当に本当にありがとうございます、わたなべ家のみなさま!もう、本当に幸せです~~~!!ヨナス共々大感謝です!!

やはり来たか!

2006年08月16日 | ベビーシッターの話
 今日、夕飯を作っている時に、サマーハウスから戻ってきたヘレさんからさっそく電話がかかってきました。やっっっぱり!!内容は「明日うちでみんなでお茶しない?あとヤコブが4歳児検診で保育園行かないから、検診のあと家に居てくれると、上の兄弟達のお迎えに行けるんだけど…」って。もろ仕事じゃないっすか。まあ、いいです。久々に彼らにも会いたいし。

 その後ヤコブと電話で話したのですが、ヤツもかなり私が来るのを楽しみにしているようで、電話口からウキウキ具合が伝わってきました。なにやら誕生日プレゼントで新しいレール?電車?をもらったようで、一緒に遊ばないか、と。もちろんですよ、ダンナ。明日は電車三昧だ!

 それにしても、看護学校が8月中は月曜と金曜しか授業がないということが判明し、余裕綽々、でも9月のパリ旅行に備えてお金は使えないし、天気悪くて洗濯もできないし、やることないな~。老人ホームもっと行きたいな~。
 でも暇なのに料理手抜きばかりってどういうことなのでしょう?今日もヘレさん家仕込みの、鱈のディルソテーとゆで新じゃが、サラダという、究極の即効料理です。調理時間わずか30分。ちょっと最近、料理への情熱が以前よりも薄れています。一時的だといいんだけど。

 あともうひとつおまけに、最近アルコール摂取量が増えている気がします。いや、違う、増えてるわけじゃないんだけど、ヨナスの目が厳しくなって、前と同じ量飲んでも、なにか後ろめたいと言うか、そのせいで沢山飲んでしまっている気がしています。
 私にとっては看護学校が始まったと言えども、まだ夏休み気分なわけで、反対にヨナスは大学へ戻るために取らなければいけない、短期講座に出なければならず忙しく、私が「イエーイ!」とお酒を飲んでいるのがやたら目につくのかも知れません…。不自由なことったら…。自分は散々プーな頃、私が隣の部屋でデン語と格闘している時にTV観ながらウィスキーちびちびやったりしてたくせに~。
 そんなわけで、ヨナスが早めにベッドへ行った今、一人ワインを飲みつつインターネット三昧(安いプロバイダーなので、ヨナスが同時にネットをすると私の速度が落ちる)です。明日も休みだ、ひゃっほーう!

 あ、でも宿題があった。

本日のみす

2006年08月15日 | わたくしごと
 先ほど夕飯を食べていたら、キッチンの窓から突然、みすが部屋に飛び込んできました。そしてずいずいとリビングまでやってきて「みゃー」と。なんてことでしょう、たった2日ほどで、しかも窓からの出入りなんて昨日が初めてだったのに、もう易々と入って来るようになりました。そういうのに慣れているのか、それとも鰹節ごはんの威力か。とにかくセカンドハウス計画は順調に進行しています。

 でも気になるのが、みすの食欲。一応、飼い猫だということを想定して、ごはんをあまりあげないようにしてるのですが、全然満足な様子ではなく、しかもみすの体格もちょっと痩せてるように思うのです。ヨナスは「若い猫だしこんなもんだ」と言ってますが、どうなのか。飼い猫で散歩がてらに来てるにしても、こんなにお腹が空いてるものかしら?と。

 飼い猫かどうかを判断するため、
1、動物病院へ連れて行って、チップや耳の番号を調べてもらう。
2、首輪をつけて、そこに飼い主宛の手紙(「この猫を飼ってらしたらご連絡ください」とか)をくくり付けておく。
などを検討中ですが、1をやったら今度こそ嫌われて寄り付かなくなりそうだし…。

 写真:なぜかヨナスになついているみす。ごはんをあげてるのは私だってば!